F1マイアミGP開催実現へ一歩前進……市委員会で投票を実施

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F1マイアミGP開催実現へ一歩前進……市委員会で投票を実施
執筆:
2019/03/24 1:07

F1マイアミGPの開催実現に向けた投票が、3月28日に市委員会で行われることになるようだ。

 マイアミ市の委員会は、3月28日にマイアミ公道F1レースについての計画を検討することになった。これは、昨年の9月27日に無期限の検討延期が決定されて以来、初めてのことになる。

 2019年からの開催を目指し、昨年議論が開始されたF1マイアミGP。しかし地元住民らの理解が必要だということもあり、開催計画は無期限に延期されることとなった。そのため2019年のレース開催は実現しなかったが、計画自体は依然生きており、3月28日の市委員会で改めて検討が行われることになった。

 開催計画の延期が決定された後6カ月の間、F1側は物事を前に進めるため、マイアミの主要部門と共に密接に協力してきたと言われている。

 ただこの業務の進行は、F1、プロモーターである”南フロリダ・レーシング”(SFR)、マイアミ市、ベイフロントパーク・マネジメント・トラスト(サーキットを設営予定の港湾地区の大部分を管理する組織)などを横断しているため、非常に複雑なモノだったようだ。

 しかし3月28日に市委員会による投票が行われ、計画は次の段階に進むと考えられている。

 マイアミGPの最初のレースは、少なくとも2020年まで延期されることになったが、議論される決議案は、2019年から10年間に渡る内容となっている。

「市委員会は、F1マイアミGPを開催するために、市の弁護士に受け入れられる形でマイアミ市(市)、ベイフロント・パーク・マネジメント・トラスト(パーク)、南フロリダ・レーシングLLC(SFR)、そしてフォーミュラ・ワン・ワールドチャンピオンシップ・リミテッド(F1)との間で開催都市契約とパークの使用契約を結ぶことについて承認したい」

 決議案にはそう書かれている。

「市委員会は、SFRとF1が2019年から2029年までF1マイアミGPを開催し、そしてこの協定に従って2018年の10月に行われる予定だったファンフェスティバルを開催することを許可したいと考えている」

 なおこの文書では、対処しなければならない問題のひとつを示唆している。それは交渉を進めていくにあたり、透明度を実質的に放棄するということだった。F1の開催契約をまとめるに当たっては、その都度承認を取ったり、公聴会を開いて透明性を維持するということは、競争力のある交渉を行っていく上でも現実的ではないと記載されているのだ。

 通常マイアミ市では、業務の透明性を確保する必要があるとされているため、この部分が承認されるかどうかが、重要なポイントになるだろう。

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シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper
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