PUトラブルに悩まされ続けたレッドブル「2006年以来最悪の年だった」

ルノー製PUのトラブルに苦労し続けたレッドブル。今年は”2006年以来の最悪の年”だとチーム代表が語った。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今年はルノー製パワーユニット(PU)の信頼性に悩まされ続け、2006年以来最悪の年だったと述べた。

 一連のルノー製パワーユニットのトラブルが原因で、今シーズンはマックス・フェルスタッペンもダニエル・リカルドもタイトル争いに絡むことができなかった。

 なお今年は、パワーユニットのエレメント交換によるグリッド降格数は、F1全体で合計740にも及んだ。内訳はホンダが最多の380、それに続いたのがルノーの320で、フェラーリとメルセデスはそれぞれ20だった。

 これについてホーナーは、「信頼性に関してはエンジンのことも含めて、おそらく2006年以来最悪のものだった」とmotorsport.comに語った。

「我々のエンジンパートナーは、問題を処理するために冬の間に懸命に仕事をしている。そして彼らはそれを自分のチームのためにも行う必要がある」

「フェラーリやメルセデスに挑戦するためにも、我々もそれに加わりたい。来シーズンのことを考えても、彼らはまだ上位に立っていないはずだ」

 シーズンが進むにつれてルノーのパフォーマンスは改善され、フェルスタッペンはマレーシアとメキシコで優勝することができたものの、予選では苦戦が続いていた。

「レースは少しはまとまっていたが、使えるモードやオイルのポテンシャルのこともあって、予選ではまだ非常に差がある状態だった」

「ストップウォッチは嘘をつかない。ハイブリッドエンジンを使用して来年で5年目になるし、そこまでには事態を収束させ、これまで苦労してきたいくつもの問題を理解し始めたいと願っている」

 厳しい2017年を過ごしたレッドブルだが、彼らはシーズン序盤にはシャシーにも問題を抱えていた。しかしホーナーは、シーズン終盤には時折メルセデスやフェラーリとも争うことができるほどに体制を整えたチームのやり方に満足しているという。

 ホーナーは以下のように話した。

「2017年のことは、ふたつに分けて考えている」

「まずシーズン前半は、目標に到達することができなかった」

「冬の間、開発ツールに問題を抱えていたせいで、(シーズンが開幕してから)トラック上でも問題に見舞われた。コースで走り始めるまで、我々が確認していたものとシミュレーション用のツールの連携が取れなかった」

「だが一度目標に到達してからは、開発の道程は非常に明確になった」

「最も競争力のあるシャシーを手にして、最初は(ライバルから)1秒離されていたものの終盤3レースでは優勝できるようになり、我々はシーズンを通して求めていたパフォーマンスを発揮できた。ミルトンキーンズのチーム全体が信じられないほどうまく機能していた」

「我々の分析では、終盤の4、5レースではほぼ間違いなくベストなシャシーを走らせていた。こういった進歩が見られたことには満足している」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース