初開催カタールGP、オーバーテイクはできる? カタール側責任者は「トレインにはならない」と自信

カタールのモータースポーツ責任者であるアムロ・アルハマドは、初開催となるF1カタールGPについて、多くのオーバーテイクが可能だと自信を持っているようだ。

初開催カタールGP、オーバーテイクはできる? カタール側責任者は「トレインにはならない」と自信

 F1はキャンセルされたオーストラリアGPの代替レースとして、カタールで初のグランプリを開催する。カタールとF1は2023年から10年の開催契約を結んでおり、今後長期間F1を開催していく予定となっている。

 カタールGPは、2023年からはカタールに新設されるサーキットで開催されるのではないかと見られており、2022年のFIFAワールドカップ開催のため来年はカタールGPが実施されないことになっている。

 つまり、ロサイル・インターナショナル・サーキットでカタールGPが開催されるのは今季限りとなる可能性もある。同サーキットは2004年にオープンして以来、主にMotoGPを開催してきた。主要なシングルシーター選手権の開催は2009年のGP2アジアが最後だ。

 このコースは1kmを超えるメインストレートを備えているものの、それ以外は高速コーナーが多く、ハイダウンフォース仕様のセットアップが必要になると予想されており、オーバーテイクが難しいのではないかという懸念も生じている。

 しかし、カタールのモーター&モーターサイクル連盟の専務理事を務めるアムロ・アルハマドは、流れるようなレイアウトとコースデータの不足が相まって、コース上でエキサイティングなバトルが見られると確信しているという。

「誰もここのデータを持っていないし、誰も以前にここを(F1で)走ったことがないから、それが大きな意味を持つことになる」

「どんなセットアップが必要なのか分からないため、プラクティスの1分1秒がとても重要になってくる」

「またタイヤの摩耗に関しても、非常に高速なコースなのか、オーバーテイクのチャンスがいくつかある流れるようなコースなのかで戦略が全く違ってくる」

「競争力のあるドライバーから、多くのオーバーテイクが行なわれるだろうという意見も得ている。このサーキットは”一直線”(トレイン状態)になるサーキットだという憶測が広まっているが、そうではないんだ」

「非常にテクニカルで、多くのダウンフォースが必要なサーキットだと思う。タイヤの摩耗に関しても、様々な戦略が生まれるはずだ」

 サーキット側は、F1開催に向けてFIAと協力して多くのアップデートを行なっており、全ての安全対策がF1開催に必要な要件を満たしていると自信を持っている。

「バリアやTecProバリア、その設置場所などが主(なアップデート)だ」

 そうアルハマドは語った。

「マイナーチェンジとしては、ピットレーンの入り口の位置が変更された。ターン16の始まりにあったのが、今はターン15の少し後になっている」

「サーキットの安全面については、バイクにより適したものになっているが、F1やその他の大規模なモータースポーツ選手権を開催するために、さらに安全性を高めている」

 アルハマドは、将来的にF1以外の主要なモータースポーツ選手権の開催地にもなることを期待しているという。

「F1が開催されることで、多くの注目が集まる。カタールが再び注目されるようになることは間違いない」

「この州で他にも多くのモータースポーツイベントが開催される可能性があるんだ」

 
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