レーシングポイントは2番目に速い? ストロール「この先に向け有望」と期待
レーシングポイントのランス・ストロールは、今季マシンRP20は、現在のF1グリッド上で2番目に速いクルマであると信じている。
Lance Stroll, Racing Point RP20 and Sergio Perez, Racing Point RP20
Andy Hone / Motorsport Images
2020年F1第2戦シュタイアーマルクGPで、驚くべき速さを見せたレーシングポイント。同チームのドライバーであるランス・ストロールは、今季のマシンRP20は、グリッド上で2番目に速いマシンであると考えているという。
衝撃的な速さだった。大雨に見舞われた予選で苦戦したセルジオ・ペレスだったが、ドライコンディションになった決勝レースでは見違えるような走りを披露し、レース終盤には4番手を走行するレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンに迫るポジションまで浮上した。
ペレスはアルボンにプレッシャーをかけ、そしてオーバーテイクを仕掛けた。しかし両者は接触。アルボンに大きなダメージはなかったものの、ペレスはフロントウイングを大きく壊してペースダウン……マクラーレンのランド・ノリスに先行を許してしまった。それでも6位でフィニッシュ。チームメイトのストロールも、7位フィニッシュを果たした。
そのストロールは、今季のマシンRP20について、中団グループのライバルのマシンよりも速く、レッドブルよりも速くなる可能性があると確信していると語る。
「今日はみなさんが、このマシンが間違いなく2番目もしくは3番目に速いマシンであると思ったのではないかと、本当に信じている。ルノーやマクラーレン、そして他のほとんどのライバルよりも、明らかに速かった。そのことは、本当にポジティブなことだった」
ストロールはそう語った。
「僕らにとって完璧なレースではなかった。セルジオは、17番グリッドからかなり良い結果を手にしたと思う。おそらくレース前から、それは間違いないことだったと思う!」
「僕の方は、(ダニエル)リカルドの後ろで詰まってしまうなど、苛立たしい部分も確かにあった。しかしレース中、ペースはずっと良かった。将来に向けては、本当に有望なモノだ」
ペレスは、アルボンをオーバーテイクするのに失敗し、マシンにダメージを負った際、失ったポジションがひとつだけだったのは幸運だったと語った。
「素晴らしい形でポジションを回復できたと思う。マシンには素晴らしいペースがあったし、チームは素晴らしい戦略を立てた」
そうペレスは語った。
「なんとかポジションを上げ、5番手……もう少しで4番手というところまで辿り着いたんだ」
「僕はアルボンを本当に懸命に攻め立てていた。でも、ほとんどチャンスがなかった。そして残念ながら、間違った角度で接触してしまったんだ」
「それでフロントウイングを完全に壊してしまった。そこから、ポジションをひとつ失うだけで済んだのは、とても幸運だったと思う」
「僕はそのオーバーテイクをしなきゃいけなかった。僕らは、持っているもの全てをかけてプッシュしていたからね。その時は僕にとって唯一のチャンスだった。残念ながらうまくいかなかったけど……ポジションをひとつ落としただけだったのは本当にラッキーだったよ」
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