“ブレーキダクト問題”はルノーが勝訴。レーシングポイントは罰金と選手権ポイント減点
FIAはレーシングポイントのブレーキダクトに関するルノーの抗議を支持。これによりレーシングポイントはコンストラクターズポイントを減点され、40万ユーロ(約5000万円)の罰金に加えて戒告処分を受けた。
Lance Stroll, Racing Point RP20, Esteban Ocon, Renault F1 Team R.S.20
Steven Tee / Motorsport Images
F1第5戦F1 70周年記念GPの開幕を前に、モーターレーシングを統括するFIAは、レーシングポイントが使用しているブレーキダクトのデザインがF1の設計規則に違反していると結論付け、ルノーの抗議を認めた。
これにより、レーシングポイントに罰金40万ユーロ(約5000万円)とコンストラクターズランキング15点減点の処分が下された。
ルノーは今シーズンのレーシングポイントのマシン『RP20』のブレーキダクトの合法性にかねてより疑問を抱いており、第2戦シュタイアーマルクGP終了後に抗議を提出していた。本来ブレーキダクトは他チームから入手できない“リステッドパーツ”に指定されているが、RP20のブレーキダクトはメルセデスの昨年型のコピーではないかというのが、ルノーの主張であった。
FIAは、RP20のブレーキダクトの“主な”設計者がメルセデスであると結論付けた。つまり、レーシングポイントはレギュレーションに違反しているとみなしたのだ。
さらにレーシングポイントは、第3戦ハンガリーGPと第4戦イギリスGPで同様のダクトを使用していたことについても、戒告処分を受けた。
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