速報ニュース
F1
レーシングポイント、まさかの違法判決に驚き。”技術的には合法”のブレーキダクトは継続使用へ
レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表は、ブレーキダクトに関するスチュワードの裁定に当惑しているものの、技術的には合法だと判断されたことに満足しているようだ。

Luke Smith
公開日時: 2020/08/07 14:49
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

レーシングポイントは、今季マシン『RP20』のブレーキダクト設計において、”競技規則”に違反したと裁定を受け、40万ユーロ(約5000万円)の罰金とコンストラクターズポイントの一部剥奪という処分を下された。
これは、第2戦シュタイアーマルクGPのレース後にルノーがレーシングポイントのマシンに対して抗議を行なったことを受けて判断されたものだ。ルノーは、第3戦ハンガリーGPと第4戦イギリスGPでも抗議を行なっていた。
しかしながら、RP20のブレーキダクトは技術的には合法だと判断されたため、チームは当該のブレーキダクトを今季残りのレースでも使用し続けることができる。
Read Also:
サフナウアーはチームがパーツを使い続けることができることを喜んだが、デザインのプロセスが競技規則に違反していると判断されたことについては困惑しているようだ。
「裁定の中で良い知らせだったのは、クルマが技術的には完全に合法であるため、ブレーキダクトを使い続けられるということだ」
そうサフナウアーはスカイスポーツF1に語った。
「それは競技規則におけるプロセスの問題に過ぎない。競技規則を読んでいるが、我々がやったことをやってはいけないと書いてある条文はない」
「他のチームも全く同じことをしている。おそらく、我々がやっているよりもさらに多くのことをやっているだろう。少し困惑している。しかし我々は今、自分たちへのペナルティに対して抗議するかどうかを決めなければいけない」
「しかし私が言ったように、我々がこのクルマを今のまま走らせ続けることができ、その後も合法だということだ」
FIAはRP20のブレーキダクトをチームがゼロから設計したという主張を受け入れず、メルセデスが主な設計者であるとみなした。
ブレーキダクトは、昨年まで各コンストラクターが製造しなければならないパーツのリストにある”リステッド・パーツ”ではなく、カスタマーチームに供給することができたが、今年からブレーキダクトはリステッド・パーツに仲間入りしている。
「新たにリスト入りしたパーツはクルマの一部だけであり、それがブレーキダクトなんだ」
「これに関する投票をストラテジーグループで行なった時、私も出席していた。リストにないパーツをリストに入れる事に対し、私は支持をした。それを望まないチームもあれば、望むチームもあった。我々は”浮動票”だったんだ。私は、この件についてシリル(アビテブール/ルノーF1マネージングディレクター)を全面的にサポートした」
「このプロセス(ブレーキダクトの開発)は、ブレーキダクトがリステッド・パーツ入りすることが考えられるよりも、ずっと前から始まっていた」
「だから、このプロセスが曖昧なレギュレーションの範囲外だとみなされたことは納得できないし、驚いた」
レーシングポイントのライバルたちは、今回のケースが今後のF1にとって、チーム間のパーツや設計の共有を定義する上で重要だと考えている。
一方、サフナウアーは2022年に予定されているレギュレーション変更により、こうした懸念に対処することができると考えているようだ。
「そのようなことは、2022年の新しいレギュレーションで対処されるべきだと思う」
「様々なカテゴリーのパーツがあり、それに対処する必要がある。2022年にはさらに明確になるだろう。ウイルスの影響により、レギュレーションの導入は1年先送りになったが、こういった種類の問題は完全になくなるだろう」
Read Also:
- まだ”片鱗”を見せただけ……レーシングポイントRP20の実力「まだ学んでいる段階」
- レーシングポイント、マシンの合法性を確信「ルノーの抗議は誤解によるもの」
- ルノーが抗議! レーシングポイントとメルセデスのブレーキダクトの類似性とは?
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 レッドブルのフェルスタッペン&アルボン、ホンダPUのエレメント交換を実施
次の記事 F1 70周年記念GP|FP2速報:ハミルトン最速。フェルスタッペン4番手
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1
2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1
2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
Racing Point

ホンダと組んでチャンピオンを目指す……アストンマーチンF1の原点|F1・ザ・ルーツ
F1
F1
2023/05/24
ホンダと組んでチャンピオンを目指す……アストンマーチンF1の原点|F1・ザ・ルーツ

F1・ザ・ルーツ:緑から始まり、一周回ってまた緑に……2023年、躍進が期待されるアストンマーチンの原点
F1
F1
2023/01/17
F1・ザ・ルーツ:緑から始まり、一周回ってまた緑に……2023年、躍進が期待されるアストンマーチンの原点

自分の実力を確信できていなかった……ストロール、初のPP&2度の表彰台で自信深める
F1
F1
2021/01/09
自分の実力を確信できていなかった……ストロール、初のPP&2度の表彰台で自信深める
最新ニュース

元ハース代表のシュタイナー、F1復帰に興味あり?「テレビの仕事を始めたけど、クルサードのように上手くできない……F1チームをやる方が簡単だ」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 7 分前
オランダGP
元ハース代表のシュタイナー、F1復帰に興味あり?「テレビの仕事を始めたけど、クルサードのように上手くできない……F1チームをやる方が簡単だ」

FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に
機能
General
ライブテキスト
評価
機能
General 13 時間前
FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 16 時間前
F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る

予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 17 時間前
オランダGP
予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録