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レーシングポイント、まさかの違法判決に驚き。”技術的には合法”のブレーキダクトは継続使用へ

レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表は、ブレーキダクトに関するスチュワードの裁定に当惑しているものの、技術的には合法だと判断されたことに満足しているようだ。

Otmar Szafnauer, Team Principal and CEO, Racing Point speaks to the media

Otmar Szafnauer, Team Principal and CEO, Racing Point speaks to the media

Glenn Dunbar / Motorsport Images

 レーシングポイントは、今季マシン『RP20』のブレーキダクト設計において、”競技規則”に違反したと裁定を受け、40万ユーロ(約5000万円)の罰金とコンストラクターズポイントの一部剥奪という処分を下された。

 これは、第2戦シュタイアーマルクGPのレース後にルノーがレーシングポイントのマシンに対して抗議を行なったことを受けて判断されたものだ。ルノーは、第3戦ハンガリーGPと第4戦イギリスGPでも抗議を行なっていた。

 しかしながら、RP20のブレーキダクトは技術的には合法だと判断されたため、チームは当該のブレーキダクトを今季残りのレースでも使用し続けることができる。

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 サフナウアーはチームがパーツを使い続けることができることを喜んだが、デザインのプロセスが競技規則に違反していると判断されたことについては困惑しているようだ。

「裁定の中で良い知らせだったのは、クルマが技術的には完全に合法であるため、ブレーキダクトを使い続けられるということだ」

 そうサフナウアーはスカイスポーツF1に語った。

「それは競技規則におけるプロセスの問題に過ぎない。競技規則を読んでいるが、我々がやったことをやってはいけないと書いてある条文はない」

「他のチームも全く同じことをしている。おそらく、我々がやっているよりもさらに多くのことをやっているだろう。少し困惑している。しかし我々は今、自分たちへのペナルティに対して抗議するかどうかを決めなければいけない」

「しかし私が言ったように、我々がこのクルマを今のまま走らせ続けることができ、その後も合法だということだ」

 FIAはRP20のブレーキダクトをチームがゼロから設計したという主張を受け入れず、メルセデスが主な設計者であるとみなした。

 ブレーキダクトは、昨年まで各コンストラクターが製造しなければならないパーツのリストにある”リステッド・パーツ”ではなく、カスタマーチームに供給することができたが、今年からブレーキダクトはリステッド・パーツに仲間入りしている。

「新たにリスト入りしたパーツはクルマの一部だけであり、それがブレーキダクトなんだ」

「これに関する投票をストラテジーグループで行なった時、私も出席していた。リストにないパーツをリストに入れる事に対し、私は支持をした。それを望まないチームもあれば、望むチームもあった。我々は”浮動票”だったんだ。私は、この件についてシリル(アビテブール/ルノーF1マネージングディレクター)を全面的にサポートした」

「このプロセス(ブレーキダクトの開発)は、ブレーキダクトがリステッド・パーツ入りすることが考えられるよりも、ずっと前から始まっていた」

「だから、このプロセスが曖昧なレギュレーションの範囲外だとみなされたことは納得できないし、驚いた」

 レーシングポイントのライバルたちは、今回のケースが今後のF1にとって、チーム間のパーツや設計の共有を定義する上で重要だと考えている。

 一方、サフナウアーは2022年に予定されているレギュレーション変更により、こうした懸念に対処することができると考えているようだ。

「そのようなことは、2022年の新しいレギュレーションで対処されるべきだと思う」

「様々なカテゴリーのパーツがあり、それに対処する必要がある。2022年にはさらに明確になるだろう。ウイルスの影響により、レギュレーションの導入は1年先送りになったが、こういった種類の問題は完全になくなるだろう」

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