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レーシングポイント、“ブレーキダクト問題”の控訴取り下げ「規則の曖昧さが解消された」

レーシングポイントは、ブレーキダクトのデザインに関するFIAの裁定について、上訴を取り下げることを発表した。

The cars of Lance Stroll, Racing Point RP20, and Sergio Perez, Racing Point RP20, in Parc Ferme after Qualifying

 レーシングポイントは8月、今季のマシンに使用しているブレーキダクトの設計プロセスが競技規則に違反していると判断され、罰金とコンストラクターズポイント15点剥奪の処分を受けた。これに対してチームは上訴する手続きを進めていたが、一転してそれを取り下げることを明らかにした。

 レーシングポイントRP20のブレーキダクトは、メルセデスの昨年マシンのデザインをコピーしたものだとして、開幕直後からルノーの抗議を受けていた。その訴えはFIAによって認められ、F1 70周年記念GPの際、レーシングポイントにペナルティが科されることが決まったが、彼らは一貫して無罪を主張していた。

 レーシングポイントは判決を覆し、ルールを明確とするため、FIAの国際控訴裁判所を通して上訴するための手続きを行なっていたが、各チームとの協議や、FIAからの説明を経て、F1イタリアGPの決勝日である9月6日に正式に控訴を取り下げたことを発表した。

「我々は各チームが合意した解決策を歓迎する。そして、FIAがリステッドパーツとノン・リステッドパーツのルールについて明確にしてくれたことに満足している」と声明には記されている。

「スチュワードや控訴の手続きに関わった全ての関係者は、このレギュレーションに明確さが欠けていたことを認識しており、我々が故意にレギュレーションを破ったわけではないことも認識している」

「レギュレーションの曖昧さが解消された今、我々はこのスポーツのより広域な利益の為に、控訴を取り下げることを決定した」

「この問題は、我々だけでなく他のチームにとっても気を散らせるようなものだったが、今は皆、激しいレースをして、世界中のファンにエンターテイメントを提供するということに集中できている」

 レーシングポイントに対しては当初、マクラーレン、ルノー、ウイリアムズ、フェラーリなど多くのチームが抗議をしていたが、その後続々と撤退していき、先日はルノーまでもが上訴を取り下げた。これにより、現在FIAの裁定に異議を申し立てているのはフェラーリのみとなった。

 ただフェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは4日(金)、マシンのコピーに関して規則が明確となれば、上訴を取り下げる意向であることを示した。彼は次のように語った。

「もし2021年に規制が導入されたり、コピーが不可能となるような技術指令が出されるのであれば、我々は控訴を取り下げる準備ができている」

 

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