エリクソンのリザーブ緊急招集、原因はライコネンの”肉離れ”
キミ・ライコネンが肉離れを訴えたことから、アルファロメオはリザーブのマーカス・エリクソンをベルギーに緊急招集していたようだ。
Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing
Jerry Andre / Motorsport Images
アルファロメオF1チームがリザーブドライバーのマーカス・エリクソンをベルギーGPに緊急招集したのは、キミ・ライコネンが肉離れに見舞われたことが原因だったようだ。
昨年までアルファロメオ・ザウバーのドライバーを務めていたエリクソンは、今季インディカーにフル参戦。本来であれば、9月1日(日)に決勝が行われるインディカー第16戦ポートランドに出場しているはずだった。
しかしアルファロメオの要請に応じ、エリクソンはポートランド戦をキャンセル。ベルギーGPに臨むチームに帯同している。
関係者はこうした動きについて、ライコネンがレースを走れるかどうか、懸念が生じたことによるものだと示唆していた。
ライコネンは29日(木)、スパ・フランコルシャンのパドックでそれが事実だと認めた。
「肉離れだ。その状況がどうなのか見てみるつもりだ」と、ライコネンは語った。
「僕たちにはバックアップの計画が必要だ。僕が考えるに問題はないはずだけど、何が起こるかは分からない」
「僕がドライブ出来なかった場合、サード・ドライバーがいないのは愚かなことだし、最悪のシナリオだ」
「すべてのチームにサード・ドライバーがいるのには理由がある。普通のことなんだ。彼(エリクソン)もレースがあったから、彼にとっては難しい状況だけど、そういうものなんだ」
ライコネンは、どのような怪我を負っているのかを詳しく語らず、次のように話した。
「(負傷の原因は)スポーツだ。僕がいつも言っているように、それには危険がつきものだ。おそらく、飲酒のほうがより安全だろう。普通、怪我はしないし、二日酔いになるだけだからね」
エリクソンは、インディカー参戦継続に向けて、契約を勝ち獲らなければならない立場にあるだけに、ポートランドを欠場してアピールのチャンスが失われるのはフラストレーションが溜まる事態だろう。
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