ライコネン、今季限りでF1引退の可能性も?「まず第一に家族のことを考える」
キミ・ライコネンは、F1での自身の将来についてまだ決定しておらず、まず第一に家族のことを大事に考えたいと明かした。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
F1第6戦スペインGPで、フェルナンド・アロンソが持っていた最長走行記録を更新したキミ・ライコネン。アルファロメオとの2年契約は今年で満了となるが、チームはまだ来季のドライバーラインアップを発表していない。
40歳を迎えたライコネンは、2021年もレースをするかどうかと尋ねられると、「まだ決めていない」と話した。アルファロメオ以外のチームと契約することも考えているのかと訊くと、彼はまずF1に残るかどうかを決めなくてはいけないと答えた。
「分からない。まずは何をするかを決めなくてはいけない。それからどうなるか見てみよう。言うまでもなく今は、それを最初に決めなくてはいけない」
「僕が彼らとレースをするか、しないのかで何かが変わるとは思っていない。僕が言ったように、何をするか決めるまでそれは僕のリストにはないんだ」
彼の決定にアルファロメオのパフォーマンスやポテンシャルは影響するのかと訊かれ、ライコネンはまず第一に家族のことを考えると話した。
「もちろん、それも違いを生む。良いポジションでレースをし、ポイントを争う方が良いけど、正直なところどこのチームに行っても、新しいシーズンの前にはどこが良いか悪いかは分からないんだ」
「僕は、全体的な状況の方がはるかに重要だと思う。まず第一に家族だ。言うまでもなく、子どもたちが大きくなっていくんだ」
「今年は(シーズン前)家にいる時間が多かったので良かった。でも、僕がレースに参加するかしないかを決めるのは、そういうことだと思う。自分が家に帰り、他のことをしたいと思うようになるかもしれない」
ライコネンは、2002年にフィンランドの先輩ドライバー、ミカ・ハッキネンと入れ替わる形でマクラーレンに加入した。ハッキネンのように若手に道を譲ることは考えているのかと訊かれ、ライコネンはハッキネンが道を譲ったとは思わないと笑いながらも、次のように語った。
「彼が僕のためにチームを去ったかどうかは疑わしいね! 僕がどうなるかというより、彼は心の中で他のことを考えていたと確信している」
「僕はザウバーと3年間の契約を結んでいた。彼が純粋に良い人であり、僕にポジションを空けてくれたとみんなは考えているかもしれないけど、それだけではあんなふうにはならなかった」
「正直に言って、僕の決定は自分にとって正しいと思うことに基づいて決める。誰の役に立つかは関係ない。そうしたい人もいるかもしれないけど、それは僕の考え方ではない」
ジョビナッツィも、自身の将来についてニュースはないと述べた。
「分からないけど、まだ少し早すぎると思う。6レースを終えたところなんだ。今のように一貫性を保ち、競争力を保つ必要があることは分かっている。それからどうなるか見てみよう」
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