ライコネン、オーストラリアGP開催の判断に疑問「おそらく正しくない」
アルファロメオのキミ・ライコネンは、コロナウイルスが世界的に流行する中でF1オーストラリアGPを開催するのは正しいことではないと考えている。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファロメオF1のキミ・ライコネンは、新型コロナウイルスが世界中に感染を広げている中で、F1開幕戦オーストラリアGPを開催するべきなのかを疑問視している。
イタリアの国内封鎖など、オーストラリアGPを開催できるのかが心配されていたものの、各チームが現地に到着し、準備を進めていた。しかしそんな中、発熱を訴えるチームスタッフが出てしまい、12日(木)午前の段階でハースのスタッフが4名、マクラーレンのスタッフが1名、コロナウイルスの検査を受けた上で隔離措置を受けている。
ライコネンは、レース開催の続行は「おそらく正しい判断ではない」と話し、チームが最終決定権を持っていたとしたら中止を決めていると主張した。
「僕たちにはどうしようもない。そういうことだ」
「僕たちがここにいるのが、正しいことなのかどうかは分からない。おそらくそうではないだろう」
「しかしそれは、僕たちが左右できることではない。もし純粋にそれがチームの決定で決まるとしたら、おそらくここにはいない」
オーガナイザーのオーストラリアグランプリ・コーポレーションは濃厚接触を避けるため、ドライバーがファンと自撮りをしたり、サインをすることを事実上禁止。それ以外にも多くのリスク管理手順を導入している。
ライコネンはこの動きを支持しており、ドライバーのためだけでなく、ファンの安全のためにもなると語った。
「僕は、全ての人々のリスクを最小限に抑えようとしている。僕たちだけじゃなくて、ファンにとってもね」
「パドックで病気になっている人がいると聞いたけど、それがどんなストーリーになるのかは誰にも分からない。僕たちだけでなく、ファンのためでもあるんだ。状況がどうなるか見てみよう」
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