ライコネン、オフは家族でカート場に。5歳の息子は将来有望?「僕はついていけない」
アルファロメオのキミ・ライコネンは、ゴーカートで息子のロビンについていくのが大変だと話し、彼が真剣にレースに取り組んでいることを明かした。

新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年シーズンのF1開幕が遅れていた中、アルファロメオのキミ・ライコネンは主に母国フィンランドと自宅のあるスイスで過ごし、家族と多くの時間を共にした。
ライコネンの妻であるミントゥは2週間前、インスタグラムに動画を投稿。ライコネンと彼の5歳の息子であるロビンがカートに乗る様子を公開した。そこには「分からないけど、ロビンの方が速そうね」というミントゥのコメントが添えられていた。
開幕戦のオーストリアGPを前にしてライコネンは、カートでのロビンの速さについて尋ねられた。すると彼はロビンについていくのが大変だと明かしつつも、息子には競争力をつけることよりもまず楽しむことを意識して欲しいと語った。
「(ロビンと)どう比べればいいか分からない……ただ楽しむためにやっているんだ」とライコネンは言う。
「長めに走る日もあるけど、その日その日でやりたいことをやっているだけだ。それは他の子供達と変わらない。彼が楽しんでいるなら、それが一番大事なことなんだ」
「彼は少しずつ速くなっている。僕とレンタルカートで走っていると、僕はついていけない。もう少し馬力が必要だね。それ以外は良い感じだと思う」
今季がF1での18シーズン目となるライコネン。昨年アルファロメオはコンストラクターズランキング8位に終わったが、開幕戦が始まる前の段階で今季の勢力図を予想するのは時期尚早だと語った。
「テストが終わった段階で僕たちがどの位置にいるのか言うのは不可能だし、例年いろんな憶測が飛び交う」
「でも最初のレースではいつも本当のことが分かるんだ。知っての通り今年最初のレース(オーストラリアGP=中止)はできなかったけど、今ようやく僕たちがどこにいるか分かる時が来た」
「アップグレードを持ち込むところもあるかもしれない。だから今週末が終わった時には、僕たちがどの位置にいるのか、他のみんながどの位置にいるのかが分かるだろう」
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