F1 日本GP

苦戦中のリカルド、中国GPで新しいシャシーゲットへ。これで角田裕毅との差が縮まる?

RB F1チームは苦戦が続いているダニエル・リカルドにより安心感を与えるために、第5戦中国GPで新しいシャシーを用意する予定だと分かった。

Adam Cooper

Adam Cooper

公開日時: 2024/04/06 1:32

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Daniel Ricciardo, RB F1 Team VCARB 01

 RBのダニエル・リカルドは2024年シーズンが開幕してから、苦戦が続いてしまっている。チーム側はリカルドに対し、新しいシャシーを第5戦中国GPで用意することを決めたという。

 リカルドはチームメイトの角田裕毅に比べて苦戦続きで、自らが走らせているマシンに何か問題があるのではないかと以前示唆していた。

 そしてRBはリカルドに第5戦中国GPで新造したシャシーを用意していることが分かった。ただレーシングディレクターのアラン・パルメインは、このシャシーについてリカルドのマシンに対する疑問から製造されたわけではないと強調する。

「私にとってシャシーとはサスペンションやエンジン、ギアボックスを取り付けるカーボンの大きな塊だ。シャシーにパフォーマンス上の問題がある可能性は非常に低い」

 パルメインはそう語る。

「しかし、我々には新しいモノがあるため、それをダニエルに託すのは理にかなっている。少なくともユウキは今とても満足しているし快適に感じている。だからドライバーに優先順位があるわけではない」

「ダニエルの場合は、クルマに何か問題があったとしても、それは一旦置いておくのが良いかもしれない」

 過去にはシャシーに問題があるというドライバーの指摘が、チームによって正しかったと確かめられるケースもあった。しかしパルメインは、VCARB 01についてはそういったことはないと考えている。

「ときにはモノを測定したり、シャシーにリグをつけて剛性などをチェックしたりすることはできる。私が問題のある可能性が低いと言っているのは、実際のパフォーマンスの差別化要因にならないからだ」

「レギュレーションでサバイバルセルと呼ばれているモノは、フロントサスペンションやエンジンをマウントして、ドライバーの安全を確保するためのものだ」

「だからパフォーマンスの差別化要因にはならないと考えているし、ドライバーに交換させたくないということでもない。我々がこうやって(シャシーを交換)できるのは幸運な偶然なんだ。そして、ユウキに与えても、意味はない」

Daniel Ricciardo, Visa Cash App RB F1 Team

Daniel Ricciardo, Visa Cash App RB F1 Team

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

「ダニエルに渡すことは理にかなっている。しかし我々は彼の問題を明確にするために新しいシャシーを用意するつもりはない。全てが上手く噛み合っただけなんだ」

 なおパルメインはリカルドの好みに合わせてマシンを微調整する際には、慎重なアプローチをとる必要があると語った。

「様々なことにセットアップで対処ができるため、簡単なことではないんだ。しかし、望ましくないのは、クルマを遅くしてしまうことだ。我々はクルマをより快適ではあるものの、遅いクルマにすることをしないよう注意してきた」

「理想的には、まず落ち着かせて自信を持たせて、ゆっくり最大のパフォーマンスを引き出していくんだ」

「ダニエルが最も速い状態のマシンで走れない理由はない。それは明らかだ。彼もそれを理解していると思うし、我々がしなくてはならないのは、可能な限り速いマシンを彼に渡すことだ」

 RBは日本GPでアップデートされたフロアを投入。初日のFP1では角田が新型を試し、岩佐歩夢が旧型を使って比較を行なった。FP2ではリカルド車も新型へと変更されている。

 パルメインはこの新型のフロアは、主に低速コーナーの改善を目的にしたものだと説明した。

「前方のストレーキや、サイドには新しいウイングがあり、リヤタイヤの前にも小規模な改善がなされている。これがダウンフォースの面で小さいながらも前進させてくれる」

「ここ鈴鹿で素晴らしいアップデートになると言うのは少しためらうがね。これは低速コーナーに少し重点を置いているが、鈴鹿はより高速なところだ。ここでどうなっていくかは興味深い」

「我々はもう少し高速域でのパフォーマンスを求めているから、ここで(の進歩について)少しだけ及び腰になっていると言える。今後数レースでは、その部分の改善を目指したアップデートが予定されている」

Additional reporting by Jonathan Noble

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1日本GPでフェラーリは「ペースが少し足りない」とルクレール。ポール争いは厳しそう?

次の記事 雨でRB以外誰も走りたがらなかったF1日本GPのFP2……原因は変更されたウエットタイヤ規則の“欠陥”か?

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

最新ニュース



アロンソ、母国スペインGPで来季の去就は発表せず。アストンマーティンは辛抱強く待つ姿勢

F1

F1 F1

スペインGP

6 時間前

アロンソ、母国スペインGPで来季の去就は発表せず。アストンマーティンは辛抱強く待つ姿勢



ジョアン・ミル、転倒しまくりは身に抱える”悪魔”が悪さ?「自分はトップ争いができると分かっているとね…」

MotoGP

MGP MotoGP 6 時間前

ジョアン・ミル、転倒しまくりは身に抱える”悪魔”が悪さ?「自分はトップ争いができると分かっているとね…」



フェラーリ、ハミルトン優先判断は近い?? モンツァでのトラブルは「良くなかった」とチーム代表認める

F1

F1 F1

イタリアGP

7 時間前

フェラーリ、ハミルトン優先判断は近い?? モンツァでのトラブルは「良くなかった」とチーム代表認める



序盤の好調が消えたジャンアントニオ、地元サンマリノで好転確実か「どうにかできる可能性は高い」

MotoGP

MGP MotoGP

アラゴンGP

8 時間前

序盤の好調が消えたジャンアントニオ、地元サンマリノで好転確実か「どうにかできる可能性は高い」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録