RB、角田裕毅のレースエンジニア変更はチーム計画の一部。新たな“相棒”デジデリオとのコンビネーションは「良好」
RBのピーター・バイエルCEOは、角田裕毅のレースエンジニアがイタリアGPから変更されたことについて「全体的な計画の一部」だと説明した。
Yuki Tsunoda, Visa Cash App RB F1 Team
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
RBはF1イタリアGPから角田裕毅のレースエンジニアが変更となったが、これは「全体的な計画の一部」だとチームCEOのピーター・バイエルは語った。
角田のF1デビュー以来一貫してレースエンジニアを担当してきたマッティア・スピニは前戦オランダGPを最後にこの役職を離れ、チーム内昇格。イタリアGP以降は、アーネスト・デジデリオが後任を務めることとなった。
“アーニー”ことイタリア人のデジデリオは、ハースやウイリアムズで経験を積んできたエンジニア。今回の人事は、短期的なパフォーマンスアップを目的としたモノではなく、チーム内で昇格を目指す人材を再編成するためだと説明されている。
バイエルCEOは、角田とデジデリオの新たなコンビネーションは「とても良好」だと語り、今季からチーム代表を務めるローレン・メキーズ代表が進めているチーム改善計画の一部だと続けた。
Laurent Mekies, Team Principal, RB F1 Team, Yuki Tsunoda, Visa Cash App RB F1 Team
写真: Zak Mauger / Motorsport Images
「彼らは以前から互いを知っている。アーネストは1年以上前から僕らと一緒にいるし、ローレンがスポーツ面、技術面でチームを発展させるために立てた全体的な計画の一部なんだ」
「ある意味、これは二重の朗報と言えるかもしれない。我々は組織内部で才能が育っており、アーネストはユウキのレースエンジニアを引き継ぎ、マッティアは内部昇進を果たす。チームの発展と成長にはハッピーだよ」
「最近は他のスタッフも加わってきている。(元FIAシングルシーター部門テクニカルディレクターの)ティム・ゴスも10月からチームに合流する予定だし、チームとしては順調に前へ進んでいる」
また角田はスピニのチーム内昇進を喜びつつ、新たなパートナーとなるデジデリオについて、F1 TVに対して次のように語った。
「新しいエンジニアのアーニーは、とてもモチベーションに溢れている人物です」
「彼とは、すでに複数回のセッションで一緒に仕事をしました。彼はとても良い人みたいですし、才能があります。とても楽しみです」
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