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フリー走行レポート

王者フェルスタッペン、フェラーリ勢抑えて貫禄のFP2トップ。勢力図大シャッフルも関係なし!:F1開幕戦バーレーンGP

F1開幕戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 2022年のF1開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

 現地時間18時、すっかり日が落ちたバーレーン・インターナショナル・サーキットでセッションがスタートすると、FP1でほとんど走れなかったバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)も含め、多くのマシンが一斉にコースに向かった。

 セッション序盤は多くのマシンがミディアムタイヤを履いて走行。その中でマクラーレン勢だけはハードタイヤを装着してラップを重ねた。フェラーリのシャルル・ルクレールは、最初のタイム計測で1分33秒121をマーク。FP1のトップタイムを上回った。

 フェラーリとレッドブルの4台がトップ5に名を連ねる中、ボッタスは4番手に飛び込んでみせた。

 セッション開始から20分が過ぎると、ソフトタイヤを投入し予選を想定したアタックを行なうマシンが出てきた。これにより、タイムシートは次々と塗り替わり、ハースのケビン・マグヌッセンが2番手にジャンプアップするなど、今季の勢力図が大きく変わっていることを予感させた。

 好調が噂されるフェラーリは、シャルル・ルクレールが1分32秒263をマーク。他を0.6秒つきはなした。

 だが、昨シーズンの王者フェルスタッペンが跳ね馬の前に立ちはだかった。フェルスタッペンが1分31秒936を叩き出したのだ。

 ルクレールは2度目のアタックでタイムを1分32秒023まで更新。さらにその後、2セット目のソフトタイヤも投入してタイム更新を狙ったが、トラフィックの影響もあり逆転はならなかった。

 一旦全車がアタックを終えたタイミングでは、3番手にメルセデスのジョージ・ラッセルがつけていたが、ルクレールと同様、2セット目のソフトタイヤを使ったカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が0.009秒上回り、最終的に3番手となった。

 セッション終盤は各車がロングランにプログラムを移行。レースに向けて、ソフトタイヤとミディアムタイヤのデータを集めた。

 最終的にセッショントップとなったフェルスタッペンは、ロングランのペースも抜群。他のマシンが1分38秒中盤から1分39秒台で走っているところを、1分37秒前半で走るなど、かなり仕上がっているような印象だ。チームメイトのセルジオ・ペレスは、ベストタイムこそ1秒ほど遅れての7番手だったものの、レースペースはフェルスタッペンに近いペースを刻んでいた。

 フェラーリは、下馬評通りの速さを見せたが、2セット目のソフトタイヤを使ったこともあって、あまりロングランせず。テストで十分データを集めているとの判断なのか……ロングランではレッドブルに分がありそうだが、予選で前に出る可能性は十分ありそうだ。

 メルセデスは、ラッセルが4番手。ルイス・ハミルトンはDRSが使えず、9番手に沈んだ。とはいえ、相変わらず激しいポーパシングに苦しんでおり、苦戦が現実味を帯びてきた。

 5番手以下は大接戦だが、ボッタスが6番手、ハースのミック・シューマッハーが8番手、ケビン・マグヌッセンが10番手につけたのは印象的。フェラーリはパワーユニットの進歩に自信を持っているが、予想以上に大きな前進を果たしたのかもしれない。

 アルファタウリは、FP1でトップタイムをマークしたピエール・ガスリーが13番手、角田裕毅が14番手に沈んだ。今季のライバルたちは、昨年以上に手強そうだ。

 勢力図が大シャッフルされているようなオーダーとなったFP2だが、あくまでこれはフリー走行。とはいえ、予選で真の勢力図が明らかになるのが楽しみな結果となったと言えよう。

 
 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Netherlands マックス フェルスタッペン 20 1'31.936     211.921
2 Monaco シャルル ルクレール 20 1'32.023 0.087 0.087 211.720
3 Spain カルロス サインツ Jr. 22 1'32.520 0.584 0.497 210.583

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