ルクレール、フランスGP初日は好感触も「レッドブルは何か違うことをやっているかも」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1フランスGP初日を終え、全体的に好感触だとしながらも、レッドブルの動きを警戒している様子を見せた。
Charles Leclerc, Ferrari F1-75
Zak Mauger / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1フランスGPを2番手で終えた。彼は感触自体はいいものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のロングランを警戒しているようだ。
ルクレールはフェルスタッペンを僅差で上回り、FP1トップタイム。FP2ではペナルティによるグリッド降格が決まっているチームメイト、カルロス・サインツJr.に次ぐ2番手となった。
「ああ、いい金曜日だったよ」と、ルクレールはフランスGP初日を振り返った。
「まだ明日に向けて少しマシンを改良しなければならないと思う。レッドブルが僕らとは違うことをやっているように感じたので、理解するのはとても難しい」
ルクレールは、ロングランでペースが良かったフェルスタッペンを警戒しているようだ。
「マックスは燃料が多いときに特に速かったようで、彼らがどれくらいの燃料を積んでいたのかは分からない。それがちょっと疑問なんだ」
「でも自分たちのことに集中する。フィーリングは良くなっているんだ。そうだね、すべてをまとめる必要がある。ペースはクルマにあるんだ」
今シーズンのフェラーリにとって、大きな課題となっているのがマシンの信頼性だ。今回サインツJr.がペナルティを受けるのも、前戦オーストリアGPでのパワーユニットトラブルが原因となっている。
また、今回のフランスGPは昨年よりも1ヵ月以上遅く、真夏に近い時期の開催となっており、気温30度に達しようかというかなり暑いコンディションとなっている。
マシンの信頼性について訊かれたルクレールは、「とても暑いから、クルマにとってもそうだと思う」と答えながらも、自信を覗かせた。
「だから今週末は信頼性を高める必要がある。僕らドライバーにとっても、クルマにとっても難しいレースになりそうだ。でも、きっとうまくいくと信じているよ」
「明日に期待しよう。完璧な週末を過ごせば、優勝争いに加わることができるだろう」
「小さな調整と、予選でいいラップをすれば大丈夫だよ」
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