速報ニュース
F1 エミリアロマーニャGP
F1エミリア・ロマーニャ予選:ボッタス逆転PP。フェルスタッペン3番手、ホンダPU全4台がQ3進出
F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。
松本 和己
編集: 2020/11/01 0:35
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの予選がイモラ・サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。
2006年のサンマリノGP以来となる、イモラでのF1グランプリ。サーキットのある州の名前をとって“エミリア・ロマーニャGP”として開催される今回のレースは、史上初の2デイ開催となり、この日の午前中に90分間のプラクティスを1度行なったのみで、各チームが予選に臨んだ。
サーキット上空には青空が広がり、気温19度、路面温度26度というコンディションで予選開始時刻を迎えた。
Q1:トラックリミット違反が続出。ライコネン惜しくもQ1敗退
セッションがスタートすると、地元フェラーリ勢も含め半数ほどのマシンが続々とコースインしていった。
まずはケビン・マグヌッセン(ハース)が1分17秒186をマークするが、各車が続々とこのタイムを塗り替えていった。アルファタウリのダニール・クビアト、ピエール・ガスリーが1分15秒台のタイムでワンツーに並び、フェラーリ勢を上回った。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の最初のアタックは、クビアトにわずかに及ばず2番手。その後からアタックしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分15秒144を記録してトップに立った一方、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はトラフィックに引っかかり、最初のアタックを中断した。
すると、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2度目のアタックでトップタイムを更新。その直後にフェルスタッペンもタイムアップし、1分15秒034でタイムシートの一番上に立つなど、2度目のアタックでタイムを伸ばすマシンも多かった。
その中でもメルセデスが頭ひとつ抜け出す速さを見せつけ、ハミルトンは1分14秒574までタイムアップ。ボッタスも僅差で2番手に続いたかと思いきや、ターン9でトラックリミット違反があったとして、タイムが抹消されてしまった。
これにより、1セット目のタイヤを使ったアタックが終わったタイミングで、ボッタスが20番手でQ1敗退圏内。アレクサンダー・アルボン(レッドブル)もタイム抹消を受け、19番手に沈んだ。
残り時間が5分を切ると、各車が2セット目のタイヤを使ってのアタックへ。ボッタス、アルボンは無事にタイムを残し、Q2進出を決めた。また、トップタイムを残していたハミルトンも2セット目のタイヤでコースイン。タイムをさらに1分14秒229まで更新した。ただ、ボッタスがさらにもう一度アタックをしタイムを上げ、Q1をトップで終えた。
キミ・ライコネン(アルファロメオ)は一時11番手までポジションを上げ、Q2進出が見えたかと思いきや、ターン15でのトラックリミット違反でラップタイムが抹消されてしまい18番手で予選を終えることになった。
結局ロマン・グロージャン(ハース)、マグヌッセン、ライコネン、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がここで敗退となった。
Q2:フェルスタッペン、危機を乗り越えQ3進出。ホンダPU勢は全4台がトップ10入り
Q2がスタートすると、フェラーリとメルセデス、レッドブルの計6台がミディアムタイヤでコースイン。決勝をより硬いミディアムタイヤでスタートすることを狙った。
メルセデス勢が順当に1分14秒半ばのタイムを記録しワンツーに並んだ一方、フェルスタッペンは『パワーがない!』と訴えピットに戻ってしまった。
その他、ミディアムタイヤでアタックしたアルボンやフェラーリ勢は、上位につけることができず、11番手のアルボンは懸命にタイムアップを目指したが、シケインで縁石に乗り上げスピンを喫してしまった。
ソフトタイヤ勢では、ガスリーが3番手。ダニエル・リカルド(ルノー)、ランド・ノリス(マクラーレン)と続いた。
ピットに戻ったフェルスタッペン車の周りにはクルーが集まり、エンジンカウルを外して作業を行なっていたが、残り時間6分ほどのタイミングでカウルを再装着。点火プラグのトラブルだったようで比較的短時間で作業が終了し、フェルスタッペンはミディアムタイヤで再度アタックへ向かった。
なんとかアタックをまとめたフェルスタッペンは6番手タイムをマーク。危機を乗り越え、Q3進出を決めた。
アルボンやフェラーリ勢はソフトタイヤへと履き替え、Q2突破を目指した。ルクレールが7番手、アルボンが4番手タイムを残したものの、ベッテルは14番手と伸びず。またしてもQ3進出はならなかった。
Q2敗退となったのは、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、エステバン・オコン(ルノー)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、ベッテル、ランス・ストロール(レーシングポイント)。好調が続いていたレーシングポイントだが、今回は2台ともにQ3へ進むことができなかった。
中団チームで速さを見せたのはアルファタウリ。ガスリーが3番手と好位置、クビアトも8番手と昨年のメキシコGP以来となる久しぶりのQ3進出を果たした。これで、今季初めてホンダのパワーユニット(PU)を搭載した4台がQ3に揃って進出した。
Q3:ボッタスが土壇場で逆転、ポールポジションを獲得。ガスリー4番手
12分間のQ3は、ハミルトンが最初のアタックで多少コースに飛び出しながらも、1分13秒781を叩き出し先制パンチ。ボッタスはわずか0.031秒届かず2番手だった。
フェルスタッペンはハミルトンに0.700秒差をつけられての3番手。どうやらトラフィックに遭い、タイヤを上手く暖めることができなかったようで、無線で不満を訴えていた。
4番手は好調続くガスリー。アルボン、クビアトもそれに続いていたが、アルボンはラップタイムが抹消しノータイムに。ルクレール、ノリスがクビアトを上回った。
残り時間4分を切り、タイムが出せていないアルボンを含め数台が早々にピットを離れ、最後のアタックへ。一方、フェルスタッペンは最後までピットに残り、タイミングを伺った。
メルセデスの2台はどちらもセクター2では自己ベストを更新できなかったものの、ハミルトンが1分13秒706にタイムアップしてみせた。
しかし、アタックを上手くまとめたボッタスは、それをさらに上回る1分13秒609を叩き出し、土壇場でハミルトンを逆転して今季4度目のポールポジションを獲得した。
フェルスタッペンは0.567秒差の3番手。Q2敗退の危機を乗り越え、グリッド2列目を確保した。ガスリーも好調ぶりをうまくグリッドまでつなげ、4番手を確保している。
5番手以下、リカルド、アルボン、ルクレール、クビアト、ノリス、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)という予選上位のオーダーだった。
Read Also:
- 【動画】2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行ハイライト
- F1エミリア・ロマーニャ:90分1回の貴重なFPはハミルトン首位。フェルスタッペン2番手
- フェラーリ、レッドブルが主張する”PU開発凍結”案に「断固反対」
- ガスリー、アルファタウリ残留には前向きも、レッドブルの候補に挙がらず「驚いた」
- ラッセルのウイリアムズ残留が確実に。”混乱を招いた”チーム代表がラインアップ継続を明言
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 フェラーリ代表、ベッテルとの“別れの電話”を語る「心の中で3回予行演習した」
次の記事 2デイ、簡単ではなかった初日……ホンダPU勢は4台トップ10入り「決勝へ最大限プッシュ」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
松本 和己

平川亮、ハースF1のシート逃し落胆も諦めず。WECで実力をいかんなく発揮「これからも努力を続けて、自分に何ができるのかを見ていきたい」
WEC
WEC
Barcelona
3 日前
平川亮、ハースF1のシート逃し落胆も諦めず。WECで実力をいかんなく発揮「これからも努力を続けて、自分に何ができるのかを見ていきたい」

読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
第8戦:SUGO
2 ヵ月前
読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」

36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」
スーパーGT
スーパーGT
第2戦:富士
5 ヵ月前
36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」
最新ニュース

本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」
F1
F1 F1
シンガポールGP
9 時間前
本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」

「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
10 時間前
「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?

メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?
F1
F1 F1
アメリカGP
10 時間前
メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?

目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
11 時間前
目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録