予選レポート
F1 シンガポールGP
ルクレールがPP獲得! フェルスタッペンは突然のピット指示で不完全燃焼……角田裕毅10番手|F1シンガポールGP
F1第17戦シンガポールGPの予選セッションが行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジション。角田裕毅(アルファタウリ)は10番手だった。
滑川 寛
編集: 2022/10/01 14:42
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

闇夜に浮かび上がったマリーナベイ市街地サーキットを舞台に開催されているF1第17戦シンガポールGP。土曜日の予選セッションでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。
赤道直下ということもあり、レース週末前から天候が心配されていた今年のシンガポールGP。グランプリ2日目は大雨がサーキットを襲い、予選前に行なわれたフリー走行3回目は走行時間が実質30分に短縮された。
予選の時刻を迎えても、ところどころ濡れた箇所が残るという路面コンディション。そのため、Q1開始と共に各車はインターミディエイトタイヤを履いてコースに出ていった。
難しい路面コンディションに加えて、赤旗や黄旗のリスクが大きい市街地サーキットというコース特性もあり、序盤から各車はコース上でタイム計測を続けた。
序盤からトップに立ったルクレールは周回を重ねたタイヤで1分54秒129と自身のタイムを更新していたが、2セット目のインターミディエイトタイヤを投入していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はそこから1秒速い1分53秒057でQ1最速。トップ6をレッドブルとフェラーリ、メルセデスの3チームが独占し、その後ろにはケビン・マグヌッセン(ハース)が7番手、角田裕毅(アルファタウリ)が8番手で並んだ。
ここで惜しくもノックアウトとなったのは、チームメイトと明暗分かれたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)と、ウイリアムズの2名だった。
Q2開始時点でも、各車はインターミディエイトタイヤでコースイン。10台が1回目のタイム計測を終えた段階で、1分52秒52秒343のルクレールが再びタイムシートのトップに立ち、レッドブル勢がそれに続くという構図となった。フェラーリのカルロス・サインツJr.は1回目のタイム計測では下位に沈んだが、2回目の計測で4番手に順位を上げた。
多くのドライバーが2セット目にもインターミディエイトタイヤを選択する中、今週好調のアストンマーチン勢が真っ先にスリックタイヤへ交換……一気にタイムアップすべく攻めに転じた。これを見て周冠宇(アルファロメオ)もソフトタイヤへ切り替えた。
決勝レースではオーバーテイクが難しいと予想されており、予選順位が重要視されているシンガポールGP。Q3へ何としてでも進もうという意図での積極的なタイヤ戦略だったが、3台共にグリップを得られずQ2敗退となった。
多くがインターミディエイトでタイムを上げた中、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は10番手のマグヌッセンに対して0.006秒届かず、Q2ノックアウト。ラッセルはフリー走行1回目からブレーキングに苦しんでおり、ここまで厳しい週末が続いていた。
アルファタウリ勢はピエール・ガスリーが7番手、角田が8番手で、アゼルバイジャンGP以来となる2台でのQ3進出を決めた。
迎えたQ3、路面コンディションはついに分水嶺を迎え、フェルスタッペンがソフトタイヤを投入。大半のドライバーがそれに続いたが、角田とマグヌッセンのふたりは中古のインターミディエイトを選択した。
Q3序盤、まだ完全に乾ききっていない路面で角田は1分55秒170をマークし、ルクレールやフェルスタッペンを退け一時トップに立ったが、急速な路面コンディションの改善もあり、以降はソフトタイヤが威力を発揮。ハミルトンはそこから2秒も速い1分53秒をマークしトップに立つと、その他のソフトタイヤ勢も軒並みタイムを更新していった。
ハミルトンは更に1分51秒019とトップタイムを更新し、フェルスタッペンは大きなスナップがありながらも0.376秒差の2番手に並んだ。
各車はコース上でのタイム計測を続け、最終計測でルクレールが1分49秒412でトップに立ち、ペレスが2番手、ハミルトンが3番手に続いた。
フェルスタッペンは、アタックを中断してチェッカーギリギリのタイミングで最終計測に入ると、セクター2までルクレールを大きく上回るタイムを刻んでいたものの、チームはピットインを指示。ポールポジションが狙えていただけにフェルスタッペンは怒り心頭……原因は燃料不足か、チームはその場で明確な答えを示すことはなかった。
これによりルクレールのキャリア18回目のポールポジションが確定し、フロントロウにはペレスが並ぶこととなった。
3番手にはハミルトン、サインツJr.は4番手。結局フェルスタッペンは、アロンソやランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)の後塵を拝する8番手となった。
マグヌッセンが9番手、角田が10番手という予選トップ10となっている。
Read Also:
- 角田裕毅、シンガポールGP初日の走行を楽しむも、燃料システムにトラブル「FP3を活用して、予選に向けた準備を整えたい」
- レッドブル、FP2はセットアップ変更で走行時間ロス。それでもフェルスタッペン「優勝争いはできるはず」
- レッドブルとフェラーリ、セットアップ変更に集中の”なぜ”。シンガポールGPは他とは違う?
- 二連覇間近のフェルスタッペン、日本GPでのF1タイトル決定に期待「鈴鹿は素晴らしいし、ホンダの母国GPだからね!」
- 共に25歳でタイトル連覇? アロンソ、フェルスタッペンは「僕と同じ”強み”を持っている」
























あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1シンガポール予選速報:ルクレール、難コンディションでPP! 角田裕毅10番手
次の記事 フェルスタッペン、まさかの燃料不足でポールを逃す「今は、レースのことを考える気にならない」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
滑川 寛

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」
Sponsored
Sponsored 10 ヵ月前
勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信
F1
F1
アゼルバイジャンGP
11 ヵ月前
レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
11 ヵ月前
神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
最新ニュース

古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす
F1
F1 F1
オランダGP
55 分前
古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす

高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの
F1
F1 F1 1 時間前
高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの

クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」
MotoGP
MGP MotoGP 1 時間前
クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」

アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」
F1
F1 F1 2 時間前
アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録