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予選レポート

ラッセルが驚速ポールポジション。フェルスタッペン2番手およばず、角田裕毅はQ2敗退15番手|F1シンガポール予選

F1シンガポールGPの予選では、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得。レッドブルの角田裕毅は15番手だった。

George Russell, Mercedes

George Russell, Mercedes

写真:: Zak Mauger / LAT Images via Getty Images

 F1第18戦シンガポールGPの予選は、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得した。

 舞台はマリーナベイ市街地サーキット。高級ホテルやマーライオンなどの観光名所の間を縫うように走る反時計回りの公道コースであり、エスケープゾーンは狭いためひとつのミスが大きな代償となってしまうコースでもある。

 DRSゾーンは4ヵ所あるものの、オーバーテイクは至難の業。今季は改修の結果ピットレーンの最低速度が時速80kmに引き上げられ戦略の自由度が少し上がったとはいえ、予選が決勝結果を大きく左右するのは間違いないだろう。

 現地時間21時からの予選は気温30度、路面温度35度のドライコンディション。照明がコースをきらびやかに照らす中、アタック合戦が開始された。

角田裕毅、薄氷の10番手タイム|Q1

 下位5台がノックアウトとなる18分間のQ1。黄旗や赤旗、トラフィックによりタイム計測ができないリスクも大きいことから、多くのマシンがピットレーンに並びグリーンフラッグを待った。FP3でクラッシュを喫したリアム・ローソン(レーシングブルズ)も、マシンの修復が無事に済み早々にアタックへ向かった。

 各車が最初のアタックを終えた段階で、トップはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。1分30秒317で首位としたが、2番手には0.103秒差でハースのオリバー・ベアマンが続いた。

 フェラーリの2台はコース上でアタックを続け、フェルスタッペンに肉薄するもトップ浮上はならず。一方で絶好調のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が5周目のソフトタイヤで1分30秒214を叩き出し、トップに浮上した。

 レッドブルの角田裕毅は各車が一度タイムを出したところで最下位の20番手。FP3から引き続きソフトタイヤで良いタイムが出せないまま、Q2進出を目指してラストアタックに向かった。

 角田は10番手タイムを出したものの、前を走っていたピエール・ガスリー(アルピーヌ)がパワーステアリングのトラブルを訴え、コースサイドでマシンを止めてしまい黄旗が出されたことからタイムが有効か危ぶまれた。この件は他の数人と同様、セッション後に審議されることになり、角田はひとまずQ2へ駒を進めることになった。角田は予選後のコメントで、しっかり減速したと主張した。

 Q1敗退はガブリエル・ボルトレト(ザウバー)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、エステバン・オコン(ハース)、ガスリーだ。
 
 最終的に、Q1トップとなったのは2セット目のソフトタイヤを投入したルイス・ハミルトン(フェラーリ)で、タイムは1分29秒765だった。

角田、15番手敗退。メルセデスがフェルスタッペンに肉薄|Q2

 ディレイの末トップ10入りを決める15分間のQ2が始まると、フェルスタッペンが先頭でコースイン。メルセデス勢やローソンはユーズドのソフトタイヤで最初のアタックに向かった。

 フェルスタッペンは1分29秒747をマーク。これでトップに立つと、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが0.077秒差に肉薄するが、このタイムはトラックリミット違反で抹消に。代わってマクラーレンのオスカー・ピアストリがフェルスタッペンに0.076秒差の2番手につき、3番手にはハミルトンが0.189秒差で続いた。

 12番手の角田はわずかな差でトップ10に食い込めず、早めにコースインして2回目のランへ。ピットで待つ行く末を見守るマシンはおらず、全車が再びコースインした。

 だが角田はここでベストタイムを更新できずピットイン。Q2最下位の15番手で予選を終えることになった。

 ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツJr.のウイリアムズ勢、ローソン、角田がノックアウトだ。

 Q2トップはラッセル。1分29秒562を叩き出し、フェルスタッペンを0.010秒上回った。アントネッリも0.087秒差とメルセデス2台が揃って上位につけた。

ラッセルがライバル圧倒のポールポジション|Q3

 ポールポジションを決める12分間のQ3は、アロンソやシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ベアマンなど数台がユーズドタイヤでの走り出しとなった。

 まず強烈なタイムを叩き出したのはラッセル。1分29秒165は、昨年ノリスが記録したポールタイムを0.4秒近く上回るモノだった。

 これにはポイントリーダーのピアストリも0.359秒およばず。フェルスタッペンもセクター2&3で全体ベストを刻みながら、0.175秒離されての2番手だった。

 各車一旦ピットに戻り、新品ソフトタイヤで再出撃。ハミルトンだけは1アタック目に新品タイヤを使い切っていたため、2アタック目はユーズドタイヤでの走行となった。

 ラッセルはセクター2で全体ベストを刻み、1分29秒158にわずかながらタイムを更新。一方、フェルスタッペンはじめライバルたちは迫ることができず、ラッセルが今季2度目、通算7度目のポールポジションを獲得した。

 0.182秒差で2番手にフェルスタッペン。ピアストリが3番手となった。アントネッリ4番手、ノリスは5番手。フェラーリはハミルトンがユーズドタイヤでタイムを更新し、チームメイトのルクレールを上回る6番手となった。

 ”ベスト・オブ・ザ・レスト”争いは、ハジャーが制し8番手。ベアマン、アロンソというトップ10となった。

   
1
 - 
4
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 タイヤ 平均速度
1 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes Mercedes 6

1'29.158

  S 199.466
2 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Red Bull 6

+0.182

1'29.340

0.182 S 199.059
3 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81 McLaren Mercedes 6

+0.366

1'29.524

0.184 S 198.650
 

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