レースレポート

F1 中国GP

ラッセル、フェラーリの猛攻退けスプリントを制す。フェルスタッペンはスタート大失敗|F1中国GPスプリント

F1第2戦中国GPのスプリントが行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルがフェラーリ勢を退け勝利した。

公開日時: 2026/03/14 3:56

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Lewis Hamilton, Ferrari, George Russell, Mercedes

Lewis Hamilton, Ferrari, George Russell, Mercedes

写真:: Guido De Bortoli / LAT Images via Getty Images

 F1第2戦中国GPのスプリントは、メルセデスのジョージ・ラッセルがフェラーリ勢を退けて優勝を果たした。

 上海インターナショナル・サーキットを舞台に、スプリントフォーマットで開催されている中国GP。土曜午前には、決勝レースの3分の1の距離で争われる19周のスプリントレースが実施された。

 ポールポジションを獲得したのはラッセル。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも2番手を獲得し、メルセデスのフロントロウ独占となった。

 グリッド2~3列目はマクラーレンとフェラーリが分け合ったが、レッドブルはマックス・フェルスタッペンが8番手、アイザック・ハジャーが10番手。7番手にピエール・ガスリー(アルピーヌ)、9番手にオリバー・ベアマン(ハース)がつけた。

 アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが18番手、ランス・ストロールが19番手。18番手だったアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はピットレーンスタートを選択し、ひとつずつ繰り上がった形だ。

 多くのドライバーがミディアムタイヤを履いたものの、アロンソや13番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)がハードタイヤ。ハジャーのみがソフトタイヤを履いた。

 気温、路面温度ともに14度というコンディションでスタートを迎えたが、やはりスタートは波乱の展開。アントネッリが6ポジション、フェルスタッペンが12ポジションダウンを喫する中、やはりフェラーリ勢が好スタート。ハミルトンがラッセルを交わして首位に浮上することに成功したが、ラッセルはバックストレートで抜き返し、トップを奪還してオープニングラップを終えた。

 後方では、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが混戦の中でスピン。最後尾まで転落した。

 ハミルトンはターン1でアウト側から再びラッセルを攻略。その後もバックストレートでラッセルに抜かれ、ターン1で抜き返すという展開が幾度か繰り返された。

 6周目、ターン1を首位で抜けたラッセルは一気にフェラーリ勢との差を広げにかかった。ハミルトンには、徐々にチームメイトのシャルル・ルクレールがプレッシャーをかけ、8周目にルクレールが前に出ることになった。

 スタートでポジションを落としたアントネッリは、順調にポジションを挽回し4番手まで戻ってきたものの、オープニングラップでハジャーと接触したことで10秒のタイムペナルティを受けてしまった。

 ハミルトンは3番手に甘んじることなくルクレールに仕掛けていくが、その間にラッセルは3秒までリードを拡大。さらにハミルトンの後ろにはアントネッリが接近した。

 11周目にハミルトンを交わしたアントネッリは、ルクレールに迫っていき、13周目のバックストレートでオーバーテイクに成功。するとその直後にセーフティカー(SC)出動。ターン1のランオフエリアでアウディのニコ・ヒュルケンベルグがストップしたためだ。

 このSCを見て、上位勢を始めとして多くのマシンがピットストップを実施。7番手を走っていたリアム・ローソン(レーシングブルズ)や8番手だったオリバー・ベアマン(ハース)はステイアウトし、それぞれ5番手、6番手にポジションを上げた。

 ラッセルは首位をキープし、ルクレールが2番手、3番手にマクラーレンのランド・ノリスが上がり、4番手にハミルトンという並びだ。アントネッリはペナルティを消化し、7番手に後退した。

 残り3周でレース再開。ルクレールはリスタートに向かって加速する中、ターン14の立ち上がりでスピンしかけてしまい出遅れ……ラッセルが首位をキープした。ハミルトンは18周目にノリスを交わし、表彰台圏内に戻った。

 アントネッリもローソンとベアマンのステイアウト組をすぐに攻略。目の前のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、リスタート時にフィニッシュラインの前でアントネッリを抜いたとして、アントネッリにポジションを譲った。

 ラッセルはルクレールに1秒ほどギャップを作って最終ラップへ。その差はバックストレートで0.6秒まで縮まったものの、攻略は許さずトップチェッカー。スプリントを制してみせた。

 フェラーリ勢はルクレールが2位、ハミルトンが3位。アントネッリはノリスの後ろ、5位でのフィニッシュとなった。

 スタートで大きく出遅れたフェルスタッペンは挽回したものの9位で惜しくもポイント獲得に届かなかった。

 アストンマーティン勢はアロンソが17位、ストロールが18位。トラブルに見舞われたヒュルケンベルグやスピンを喫したリンドブラッド、キャデラックのバルテリ・ボッタスの計3台がリタイアとなっている。

 

F1第2戦中国GP:スプリント結果

全スタッツ

 

順位 ドライバー #   Laps タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 シャシー エンジン 1 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63   19

-

    1 8   Mercedes Mercedes 2 Monaco シャルル ルクレール フェラーリ 16   19

+0.674

0.674

0.674   1 7   Ferrari Ferrari 3 United Kingdom ルイス ハミルトン フェラーリ 44   19

+2.554

2.554

1.880   1 6   Ferrari Ferrari フルリザルトを見る  

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