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1年ぶりポール獲得のペレス、決勝に向けてアロンソ警戒「まずは”ライオン”を抑えないとね」

F1第2戦サウジアラビアGPの予選でポールポジションを獲得したレッドブルのセルジオ・ペレスは、レース序盤はフェルナンド・アロンソを警戒すると語った。

Pole man Sergio Perez, Red Bull Racing, is interviewed after Qualifying

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

  F1第2戦サウジアラビアGPの予選は、フリー走行から速さを見せていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトラブルでQ3に進出できなかったこともあって、そのチームメイトであるセルジオ・ペレスがポールポジションを手にした。

 開幕戦バーレーンGPで圧勝のワンツーフィニッシュを果たしたレッドブルは、サウジアラビアGPでも好調。FP1から予選Q1まで、フェルスタッペンがトップタイムを独占していた。

 しかし、予選Q2でフェルスタッペンはドライブシャフトのトラブルにより15番手で予選を終えることになった。

 ペレスはチームメイトにして最大のライバルがいない状態でQ3へ。最初のアタックで1分28秒265をマークし、他を圧倒してタイムシートのトップに立った。ペレスの2度目のアタックは不発に終わったが、タイムアップを果たしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)も0.155秒及ばなかった。

 これでペレスは昨年のサウジアラビアGP以来、丸1年ぶりのポールポジション獲得。ルクレールは10グリッド降格ペナルティを受けるため、フロントロウにはアストンマーチンのフェルナンド・アロンソが並ぶことになる。

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「ジェッダはとても楽しいところだ。この場所でプッシュできるいいクルマがあると、F1マシンが生き生きとしているのを感じるんだ。そして、クリーンで良いラップを刻むことができれば、それを達成することができる」

 ペレスはそう予選を振り返った。

「Q3の1本目は、かなり良いラップだった。これまでのすべてのラップから、いいジャンプができたんだ。そのおかげでポールポジションを獲得することができたわけだけど、2周目にはそれができなかった」

「(2度目のアタックは)ターン1の進入でフロントをロックしてしまったんだ。これは本当に厄介なことなんだ。ターン1とターン2への進入は、特にローダウンフォースのマシンでは、簡単にコンマ2秒失ってしまう。タイヤの温度を上げる必要があるんだ」

 2度目のアタックでさらにタイムを上げる余地があったのかと聞かれると、ペレスは最初のアタックがかなり完璧に近かったと語った。

「それ(マージン)はほんの少しだと思う。(最初のアタックで)ターン4でちょっと深く突っ込んでしまったからね」

「だけど大きくはない。すでにとてもクリーンなラップだったからね。でも、路面コンディションの改善を考えると、少しはアップしていたはずだ」

 レッドブルの強みについて訊かれると、全体的に優れているとペレスは主張した。

「僕は全体的にそうだと思うよ。ハイダウンフォースで走るクルマもあれば、僕たちのようにローダウンフォースで走るクルマもあるから見ていて面白い。だから明日のレースで、僕たちが何をやり遂げられるか、とても興味深い」

 懸念があるとすれば、信頼性のトラブルだ。フェルスタッペンのトラブルも気になるが、ペレス自身も金曜日の段階でメカニカルトラブルに見舞われ、一部のパワーユニットエレメントやギヤボックスなどを交換している。

 ペレスはフェルスタッペンのトラブルについて「残念だったよ。マックスはこの週末ずっと本当に強かったんだ」と語った。

「明日は2台揃って表彰台に上がれるといいね。信頼性の問題はいつ襲ってくるかわからないから」

「信頼性についての懸念は常にあるよ。クルマにダメージを与えるのは簡単なことだ。でも、明日はそうならないことを祈るよ」

 レッドブルはロングランのペースも良く、ジェッダはオーバーテイクが不可能なコースではない。故に、15番グリッドからフェルスタッペンがオーバーテイクショーを繰り広げ、すぐさま上位に戻ってくるのではないかと見られている。

 レースについての展望を聞かれ、ペレスはフェルスタッペンの追い上げについては考えず、まずは2番グリッドのアロンソを抑えることに集中すると語った。

「レースではマックスのことを考えながら走るつもりはない。まず序盤にレースをリードすることができるかどうかを確認しなければいけない。それができて、”ライオン”(アロンソ)を後ろに追いやることができれば、自分のレースに集中できると思う」

 昨シーズンはレースをリードしながら、セーフティカーのタイミングが不利に働き、ポジションを落としたペレス。そのリベンジのためにも、スタートは非常に重要になってくるだろう。

 
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