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フリー走行レポート

F1カタールGP:FP2はボッタス首位。ガスリー2番手、フェルスタッペンが3番手に続く。角田裕毅7番手

F1第20戦カタールGPのフリー走行2回目が行なわれ、トップはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は7番手だった。

Valtteri Bottas, Mercedes W12

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 F1第20戦カタールGPのフリー走行2回目がロサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれた。セッショントップタイムを記録したのは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。

 F1初開催のカタールGP。中東で行なわれる他のグランプリと同様、FP2は日没を過ぎた現地時間17時から開始ということもあって、サーキットの照明も灯ってナイトセッションに。気温はそれほどFP1とは変わらず27度だったが、路面温度は10度以上下がり、31度というコンディションで走行が開始された。

 予選、決勝と同じ時間帯で行なわれるこのFP2は、3回のフリー走行のうち、最も重要なセッションだと言える。そのため、開始直後から続々とマシンがコースインしたが、ニキータ・マゼピン(ハース)はシャシー交換が必要となったため、FP2には不参加となった。

 まずは各車、ハードかミディアムタイヤを使って走り出した。特にミディアムタイヤを履くマシンは予選Q2をこのタイヤで突破する可能性もにらんでか、積極的にタイムを出しにいった。その中で、角田裕毅(アルファタウリ)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を上回り、一時タイムシートのトップに立つシーンもあった。

 セッション開始から20分が経つ頃には、各車がピットイン。この時点でトップはボッタス、ルイス・ハミルトンが2番手とメルセデスの2台が上位につけた。

 その後、各車が2セット目のタイヤを履いてコースイン。ここで多くのマシンがソフトタイヤを投入し、予選を想定したアタックを実施した。

 ここでボッタスは、ミディアムタイヤでの自己ベストから0.170秒更新と、小幅なタイムアップに留まった。さらに、このタイムはトラックリミット違反により抹消となったが、アタックをやり直したボッタスは、1回目のアタックより速い1分23秒148にタイムを更新した。

 メルセデス勢より10分近く遅くコースインしたレッドブル勢は、コースが空き始めたタイミングでアタックを実施。フェルスタッペンはダートにタイヤを落とすシーンもあり、4番手止まりとなった。

 フェルスタッペンは一旦ピットに戻り、フラップなどをアジャストしたのか再アタックへ。それでも、ボッタスから0.350秒差の3番手が精一杯だった。

 この頃になると、各車がユーズドタイヤに履き替えてのロングランにプログラムを移行し始めた。路面温度が29度まで下がった中で、決勝に向けてタイヤのデータを収集した。

 ソフトタイヤでロングランを実施するドライバーも多くいたが、ボッタスはミディアムタイヤで走行。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)やカルロス・サインツJr.(フェラーリ)はハードタイヤで周回を重ねた。

 60分のセッションをトップで終えたのはボッタス。ロングランでも、ミディアムタイヤで好ペースを刻んでおり、4番手となったハミルトンよりも安定して速さを見せていた印象だ。

 FP1に続いて2番手につけたのがガスリー。アルファタウリは今回、かなり好調な滑り出しを見せており、角田も7番手で初日を終えた。コンストラクターズランキング5位を争うアルピーヌ2台がトップ10に食い込めていないだけに、ここでポイントを稼いでおきたいところだ。

 レッドブル・ホンダは、フェルスタッペンが3番手、セルジオ・ペレスが8番手とメルセデスの後塵を拝した。DRS作動時にフラップがバタつく現象が再発し、2台共に走行時間をロス。ロングランをする時間もメルセデスより少なかったのは懸念材料だ。

 中団勢では、アストンマーチンが2台共にトップ10に食い込んでいるが差は少ない。土曜日以降どのチームが競争力を上げてくるか、まだまだ予想がつかない初日となったと言えるだろう。

 
 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Finland バルテリ ボッタス 27 1'23.148     232.934
2 France ピエール ガスリー 27 1'23.357 0.209 0.209 232.350
3 Netherlands マックス フェルスタッペン 20 1'23.498 0.350 0.141 231.957
4 United Kingdom ルイス ハミルトン 25 1'23.570 0.422 0.072 231.757
5 United Kingdom ランド ノリス 24 1'23.632 0.484 0.062 231.585
6 Canada ランス ストロール 26 1'23.705 0.557 0.073 231.384
7 Japan 角田 裕毅 28 1'23.735 0.587 0.030 231.301
8 Mexico セルジオ ペレス 20 1'23.787 0.639 0.052 231.157
9 Germany セバスチャン ベッテル 27 1'24.020 0.872 0.233 230.516
10 Spain カルロス サインツ Jr. 28 1'24.033 0.885 0.013 230.480

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