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フェルスタッペンが終盤の逆転劇でスプリントレースを制す。角田裕毅も速さ見せ12番手|F1第4戦エミリア・ロマーニャGP

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントレースが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)との一騎打ちを制しトップチェッカー。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手だった。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Lando Norris, McLaren MCL36

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Lando Norris, McLaren MCL36

Andy Hone / Motorsport Images

 イタリアのイモラ・サーキットを舞台にF1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントレースが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がレースを制した。

 エミリア・ロマーニャGPは、今季初のスプリントフォーマットでレース週末が執り行なわれている。金曜日にフリー走行1回目とスプリントレースのグリッドを決める予選を実施し、土曜日はフリー走行2回目を挟んでスプリントレースが行なわれる。日曜日の決勝レースのグリッドは、スプリントレースの結果で決定される。

 昨年試験導入されたスプリントレースだが、今年から予選扱いではなくなり、金曜日の予選Q3で最速タイムをマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールシッターとしてスプリントレースの最前列に。その隣2番手には、現在ポイントリーダーとしてチームの母国凱旋レースを迎えたフェラーリのシャルル・ルクレールが並んだ。

 金曜日は雨に翻弄されたものの、土曜日はドライコンディション。気温20度、路面温度28度と雲の隙間から太陽がコースを照らした。

 ピットストップ義務のない総距離100km、全21周のスプリントレースに向け、ほとんどのマシンがソフトタイヤを選択。4番手ケビン・マグヌッセン(ハース)とチームメイトの12番手ミック・シューマッハ、後方18番手のニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)が、終盤での追い上げを目的にミディアムタイヤを履いた。

 フォーメーションラップを終え、全車がグリッドに並んだ。赤く灯った5つシグナルが消え、スプリントレースの火蓋が切られた。

 抜群の蹴り出しを見せたのは2番手ルクレール。加速が鈍ったフェルスタッペンをスタートで抜き去り、トップに躍り出た。フェルスタッペンは3番手にランド・ノリス(マクラーレン)にも並ばれたものの、何とか2番手を死守した。

 後方では、ターン9で周冠宇(アルファロメオ)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)が交錯。ガスリーの右フロントと周の左リヤが当たり、スピンを喫した周のマシンはウォールに叩きつけられた。

 ガスリーはピットへ戻り右フロントタイヤとフロントウイングを交換できたが、周はダメージによりオープニングラップでリタイア。周のマシン撤去のため、セーフティカーが出動した。

 レースは5周目から再開。ルクレールがスタートを絶妙にコントロールし、首位を守った。ルクレールは全体ベストを更新しながら快調に飛ばした。

 フェルスタッペンはルクレールとの差を1秒程度に抑えようと食らいついた。3番手ノリスを挟み、チームメイトのセルジオ・ペレスも8周目でマグヌッセンを交わし4番手にまで浮上。ペレスは12周目のターン1でノリスも交わし、7番手スタートから3番手まで順位を回復した。その後トップ3は1分19秒台のタイムで飛ばしていった。

 残り5周というところで、フェルスタッペンはルクレールとの差を一気に縮め、1秒圏内に。どうやらルクレールの右フロントタイヤにはグレイニングが発生していたようで、ルクレールはペースダウン。フェルスタッペンはDRSを活用し、20周目のターン2で大外刈りを見せ、スタートで失った首位を奪い返した。

 フェルスタッペンはそのままルクレールを突き放し、トップチェッカーを受け、スプリントレースの勝者に与えられる8ポイントを手にした。

 ルクレールはスプリントレースの勝利こそ逃したものの、フェルスタッペンとともに再び決勝レースでフロントロウに並ぶ。

 3位にはペレス。4位には予選Q2でのクラッシュもあり10番手からスタートしたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がつけた。トップ4に今季の2強ががっぷり四つ……決勝レースでもこの2チームのバトルが展開されそうだ。

 その後ろ“ベスト・オブ・ザ・レスト”にはマクラーレンの2台、7番手にはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)。マグヌッセンは8番手に踏みとどまり、1ポイントを獲得した。

 アルファタウリの角田裕毅は、順位を上げ12番手だった。予選ではQ1敗退の16番手という結果だったが、スプリントレースのオープニングラップで3ポジションを上げ、13番手に。レース終盤にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)を抜き12番手でチェッカーを受けた。

 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Netherlands マックス フェルスタッペン 21 30'39.567      
2 Monaco シャルル ルクレール 21 30'42.542 2.975 2.975  
3 Mexico セルジオ ペレス 21 30'44.288 4.721 1.746  
4 Spain カルロス サインツ Jr. 21 30'57.145 17.578 12.857  
5 United Kingdom ランド ノリス 21 31'04.128 24.561 6.983  
6 Australia ダニエル リカルド 21 31'07.307 27.740 3.179  
7 Finland バルテリ ボッタス 21 31'07.700 28.133 0.393  
8 Denmark ケビン マグヌッセン 21 31'10.279 30.712 2.579  

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