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フリー走行レポート

F1イタリアFP2:ガスリー4番手でホンダPU最上位。メルセデス盤石、ハミルトンがトップ

F1第8戦イタリアGPのフリー走行2回目が行なわれ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。

Pierre Gasly, AlphaTauri AT01

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1第8戦イタリアGPのフリー走行2回目がモンツァ・サーキットで行なわれた。トップタイムをマークしたのは、メルセデスのルイス・ハミルトンだった。

 気温26度、路面温度44度というコンディションで90分間のセッションがスタート。しかしすぐに走り出すマシンはなく、サーキットには静寂な時間が流れた。

 セッション開始5分が過ぎると、キミ・ライコネン(アルファロメオ)が最初にコースイン。これを皮切りに、徐々にコース上の台数が増えていった。

 アルファタウリはピエール・ガスリーがミディアムタイヤ、ダニール・クビアトがハードタイヤで走り始めるなど、各チームはソフトタイヤ以外をメインに走行。ガスリーは1分22秒034をマークし、セッション序盤の首位に。レッドブルのアレクサンダー・アルボンがハードタイヤで2番手に続いた。

 ガスリーはさらに、1分21秒578までタイムアップ。レーシングポイントのランス・ストロールがミディアムタイヤで2番手に浮上するも、ガスリーには0.478秒届かなかった。

 セッション開始から20分が過ぎると、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトンが走行開始。しかしフェルスタッペン最初のアタックはガスリーと0.462秒差の4番手に留まった。

 一方のハミルトンは、タイヤにバイブレーションを感じると訴えながらも、1分21秒085をマーク。ガスリーに0.493秒の差をつけてトップを奪った。フェルスタッペンは2度目のアタックで3番手までタイムアップ。ガスリーとは0.006秒差だった。

 バルテリ・ボッタス(メルセデス)はハードタイヤでのタイム計測。ハミルトンとは0.817秒差で2番手に続くと、2度目のアタックでタイムアップし、その差を0.287秒まで縮めた。

 セッション残り時間が60分を切る頃には、各車が続々とピットに戻り、ソフトタイヤに履き替えての予選シミュレーションに備えた。

 まずはマクラーレンのカルロス・サインツJr.がソフトタイヤでアタックし、ハードタイヤで記録した自己ベストを0.6秒ほど更新して3番手に浮上した。

 セッション折り返しを前に、メルセデス勢やフェルスタッペンも続々と新品ソフトタイヤを履いて出撃。各車がアスカリシケイン(ターン10)からパラボリカ(ターン11)の間でスロー走行し、間隔を作りながらアタックを実施した。

 ルノーのダニエル・リカルドはメルセデス勢の間に割って入る2番手タイムをマークしたものの、最終コーナーで4輪脱輪しタイム抹消となった。その後、ハミルトンは1分20秒192をマークし、ボッタスと0.262秒差でタイムシートの最上段を守った。フェルスタッペンは3番手となったが、ハミルトンとは1.036秒差。抹消される前のリカルドのタイムにも0.3秒劣っていた。

 上位陣のオーダーはこれで決まりかと思われたが、ガスリーが2度目のアタックで1分21秒121を叩き出し3番手に食い込んだ。同じホンダのパワーユニットを使うレッドブルのフェルスタッペンよりも0.1秒速いタイムを刻んでみせた。

 セッション残り30分を切り、各車が徐々にロングランを始める中、マシントラブルを抱えている様子のランド・ノリス(マクラーレン)がチェック走行を実施。ノリスは予選シミュレーションを実施できておらず20番手に沈んでおり、『パワーがない』と訴え再びピットに戻ってしまった。

 多くのマシンがまずはソフトタイヤでロングランを開始していく。しかし残り17分、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がレズモひとつめの出口でスピン。幸いマシンには大きなダメージはなかったが、ソフトタイヤでの連続走行を4周で切り上げることになってしまった。ルクレールも同じところで挙動を乱しており『ドライブがとても難しい』と無線で報告した。

 トラブルが解決したのか、ノリスが残り時間6分ほどというところで予選シミュレーションを実施。他車がロングランを実施する中でうまくスペースを見つけ、3番手タイムを記録した。

 ハミルトン首位のままセッション終了。メルセデス勢は他チームに大きな差をつけたばかりか、ロングランのペースも良く、今週末も順調なグランプリ初日になったと言えそうだ。

 3番手となったノリスのアタックは、路面コンディションの改善とトラフィックの影響をどう評価するかが難しいところだ。

『マシン後部が跳ねる』と訴えロングランを早めに切り上げたガスリーだが、4番手と好位置。チームメイトのクビアトも7番手とアルファタウリ勢が上位につけており、サインツJr.が6番手となったマクラーレン勢とほぼ互角のタイムを残している。

 レッドブルのフェルスタッペンは5番手。アルボンはトラックリミット違反などもあり14番手と沈んだ。中団チームとの差が少なく、2日目以降に向けて油断できない初日になったと言えそうだ。

 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ルイス ハミルトン 32 1'20.192     260.060
2 Finland バルテリ ボッタス 29 1'20.454 0.262 0.262 259.213
3 United Kingdom ランド ノリス 19 1'21.089 0.897 0.635 257.184
4 France ピエール ガスリー 25 1'21.121 0.929 0.032 257.082
5 Netherlands マックス フェルスタッペン 30 1'21.228 1.036 0.107 256.743
6 Spain カルロス サインツ Jr. 30 1'21.313 1.121 0.085 256.475
7 Russian Federation ダニール クビアト 35 1'21.376 1.184 0.063 256.277
8 Canada ランス ストロール 32 1'21.389 1.197 0.013 256.236
9 Monaco シャルル ルクレール 32 1'21.503 1.311 0.114 255.877
10 Mexico セルジオ ペレス 31 1'21.594 1.402 0.091 255.592

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