ホンダF1、トップ7に全4台の力強い予選結果。田辺TD「結果が出せるよう、色々な場面を想定した準備を行なう」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、オーストリアGPの予選を終えてコメントを発表。天候が崩れる可能性のある決勝に向けて、準備を整えて臨むと語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, in Parc Ferme after securing pole
Andy Hone / Motorsport Images
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、F1オーストリアGPの予選を終えてプレスリリースにコメントを発表。前戦シュタイアーマルクGPに引き続き、ホンダのパワーユニット(PU)を搭載する4台がQ3に進出したことを喜んだ。
レッドブル・リンクでの連戦となったオーストリアGP。ホンダPUを搭載するレッドブルとアルファタウリは好調を維持し、全4台が揃ってQ3に進出。Q3ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がランド・ノリス(マクラーレン)に迫られながらもポールポジションを獲得。セルジオ・ペレス(レッドブル)も3番手に入り、タイトルを争うメルセデス勢を上回ることに成功した。
アルファタウリ勢は、そのメルセデス2台に次ぐポジションに並んだ。ピエール・ガスリーは3戦連続の6番手。角田裕毅は予選自己ベストリザルトとなる7番手となっている。
「今日のオーストリアGP予選は、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が素晴らしいパフォーマンスで3戦連続のポールポジションを獲得しました」
そう田辺テクニカルディレクターは語った。
「チームメートのペレス選手も3番手と、明日のレースに向けて、レッドブル・ホンダの2台が非常にいいグリッドを確保できました」
「アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は今日も力強い走りで3戦連続の6番手、角田選手は自己最高となる7番手と、こちらも明日のレースに向けて非常にいい結果です。先週に続きレッドブルのホームサーキットでホンダ勢4台がQ3進出と、力強い予選結果を残すことができてよかったと思います」
山間にあるレッドブル・リンクは天候が変わりやすい傾向がある。前戦シュタイアーマルクGPも含めて、これまで雨が降る可能性が高いという予報が出ていても、本格的なウエットコンディションになっていないが、田辺テクニカルディレクターは天候が崩れる可能性も含めて、準備を進めたいと話した。
「明日は一時的に天候が崩れる予報も出ています。いいポジションでスタートできるので、これをレース結果に繋げられるよう、天候の変化なども含めて色々な場面を想定した準備を行ない、明日のレース本番に臨みます」
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