その額、26億円。皇帝シューマッハーの愛馬フェラーリF2001が高額落札。F1モナコGPやタイトル獲得を共にした貴重な個体
F1モナコGPに併せて実施された特別オークションで、ミハエル・シューマッハーのフェラーリF2001が1598万ユーロで落札された。
Michael Schumacher, Ferrari F2001
写真:: Ercole Colombo
2025年F1モナコGPに併せて、F1パドッククラブとの提携でRMサザビーズが主催したオークション「王冠の宝石」に出品されたフェラーリの2001年マシンF2001が1598万ユーロ、日本円にして26億円で落札された。
今回のオークションで登場したF2001のシャシーナンバーは“211”。ミハエル・シューマッハーと共に2度のグランプリ優勝と、ドライバーズ/コンストラクターズチャンピオン獲得を経験した貴重な1台だ。
シャシーナンバー211のF2001は、テストドライバーを務めるルカ・バドエルがシェイクダウンを担当し、スペインGPのウォームアップでシューマッハーがドライブ。そしてこの2001年モナコGP予選でシューマッハーがポルティエでクラッシュを喫したことで、決勝日の朝から実戦に投入された。
決勝ではポールシッターのデビッド・クルサード(マクラーレン)がストールしたことで、2番手スタートだったシューマッハーは首位から逃げ切り優勝を果たした。
モナコGP後はスペアカーとなったシャシーナンバー211。アクシデント発生時やウォームアップ時に使用されていたが、ハンガリーGPで前線復帰し、シューマッハーはこのレースでポールポジションを獲得、決勝の77周中71周をリードして勝利を飾った。
Michael Schumacher, Ferrari F2001, and team mate Rubens Barrichello
写真: Charles Coates / Motorsport Images
シューマッハーはこの勝利で、シーズン残り4分の1を残して4度目の世界タイトルを獲得。フェラーリもコンストラクターズタイトル獲得を決めた。
その後世界タイトル獲得数を7まで伸ばしたシューマッハーや、フェラーリの黄金時代において重要なシャシーナンバー211のF2001は今年、ファクトリーで大規模なオーバーホールを受けた。完全な走行可能状態に戻すため、新しい燃料タンクが発注されており、今後ファクトリーで搭載されることになる。
シャシーナンバー211のF2001はモンテカルロでのオークションにて、フェラーリのF1マシン史上最高額となる1598万ユーロで落札。オークションに出品されたF1マシンの中では、現代で2番目に高額だ。
なお、収益の一部はシューマッハーからインスピレーションを受けて設立された慈善団体「Keep Fighting Foundation」に寄付される。
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