予算”違反”疑惑のレッドブルは動じず。ホーナー代表「1年目だし、監査に未熟なところもあるだろう」

レッドブルは、2021年の予算が制限を超過していたのではないかと疑われているものの、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは断じて違反はしていないと主張している。

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 FIAは、各F1チームの2021年シーズンの支出について分析を完了。10月5日にこの件について正式な文書を通達する予定となっている。

 このうち、予算制限をクリアしていると判断されたチームには、遵守証明書がFIAから発行される。一方で、予算を超過していたチームもあったのではないかと見られている。そうしたチームには、ペナルティが科されることになるだろう。

 FIAが正式に認めたわけではないが、パドックでは2チームが規則を破ったのではないかと予想されている。

 2チームのうち1チームは上限額の5%未満という「軽微な」ルール違反であり、もう1チームはそれ以上の「重大な」違反であることが示唆されている。

 パドックではアストンマーチンとレッドブルに注目が集まっており、特にレッドブルは昨年、マックス・フェルスタッペンがタイトルを獲得しているため、非常に興味深い事態となっている。

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 しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、チームが規則を遵守していると自信を見せた。

 予算制限に違反があったのかと訊かれたホーナーは、Sky F1に次のように答えている。

「間違いなく、そんなことがあったとは考えていない」

「会計報告は3月にすべて提出された。FIAとの長いプロセスがあり、それを経て、我々は今そのプロセスの中にいる」

「彼らはそのプロセスにきちんと従っており、来週半ばには証明書が発行されることになると思う。我々が提出した報告書は確かに、上限を下回るモノだった。FIAがそのプロセスに従うのは当然であり、彼らは現在それを行なっている」

 ホーナーはレッドブルが提出した報告書に自信を持っているが、支出の正式な承認や、制限の対象になるかどうかの解釈はFIAが行なうしかない。

 ホーナーはFIAが各チームの会計を深く分析した結果、ある新しい解釈が生まれたことを認めている。

「これは初めてのことなんだ」と彼は言う。

「しかし我々は自分たちでデューデリジェンス(事前調査)をしたし、とにかく監査を受けるんだ」

「監査役と一緒に仕事をするのと同じようなプロセスだが、F1用に少しカスタマイズされている。そして提出した後にも、明確な説明を行なっている」

「このプロセスがいかに未熟であるかということがわかるだろう。でもFIAは明らかに、一生懸命に取り組んでいるし、できる限りのことはしている」

 ホーナーは、予算制限のルールが導入されたばかりであり、監査プロセスで問題が出てくるのは当然だと考えている。

「ルールがどのように解釈され、適用されるかは、必然的にチーム間の主観に左右されることになる」と彼は説明した。

「年月が経てば、きっと整理されるだろう。我々は自分たちの提出物に自信を持っている」

「FIAはプロセスを進めているし、常に噂はあるものだと思う。大きな違反があったとか、そういう話は聞いたことがあるけど、私はそんなことは知らないよ」

 
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