第2戦で苦しんだアルボン、ペース不足の原因は「完全には分かっていない」とレッドブル
レッドブルは、シュタイアーマルクGPで4位となったアレクサンダー・アルボンが、ロングスティントでペースを落とした原因を理解するのに苦労していると語った。
Alex Albon, Red Bull Racing RB16 and Esteban Ocon, Renault F1 Team R.S.20
Mark Sutton / Motorsport Images
F1第2戦シュタイアーマルクGPではメルセデス勢のペースについていけなかったアレクサンダー・アルボン(レッドブル)。チームはその原因を突き止めるのに苦労しているようだ。
F1開幕戦オーストリアGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触するまで優勝の可能性もあったアルボンだが、その1週間後に開幕戦と同じレッドブルリンクで行なわれたシュタイアーマルクGPでは、メルセデス勢のペースについていけず、逆に後方から追い上げてきたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)にプレッシャーをかけられる展開となった。
レース終盤には2番手を走るチームメイトのマックス・フェルスタッペンがペースダウンし、その後ファステストラップを狙うために2度目のタイヤ交換を行なったが、それでもアルボンの前でコースに復帰。アルボンは4位に終わった。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはレース後、アルボンは燃料搭載量が多くマシンが重いレース序盤のペースには苦しんでいたものの、マシンが軽くなったレース後半はとてもいい走りができていたと総括した。
また、レッドブルのチームエンジニアを務めるポール・モナハンは、アルボンが抱えている問題はレース中にマシンバランスが変化することであり、フェルスタッペンほどマシンを快適に走らせられていないと語った。
「ピットストップをして新しいタイヤに替えると、彼はマシンバランスがとても良くなったと言った」とモナハンは言う。
「(ペースの)悪化の度合いは、マックスよりも大きく見える」
「彼のフィードバックに耳を傾けてみたが、それは非常に良いものだった。彼のコーナーや周回に関する記憶力には感銘を受ける」
「なぜ(アルボンが問題を抱えていた)かはまだ完全には分かっていない。彼の右フロントタイヤにはブリスターができていて、それでも彼はできる限りプッシュをして速さを保とうとしていた」
「その原因が何であろうと、我々はそれを突き止められていない。ただ我々が見た限りでは、そのペースの落ち込みは(開幕戦より)大きくなっている」
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