レッドブル、フェラーリ型の”開口部付き”リヤビューミラーを採用
レッドブルは、今週末のベルギーGPにフェラーリのモノに酷似した”ダクト型”リヤビューミラーを投入する。
写真:: Giorgio Piola
レッドブルは、今週末に行われるベルギーGPに、フェラーリのアイデアに酷似したダクト構造を持つリヤビューミラー投入してきた。
スパ・フランコルシャンに持ち込まれたレッドブルのRB14には、新しいデザインのリヤビューミラーが装着されていた。このリヤビューミラーは、ミラー本体の周囲に枠を設けたもの。ただ、フェラーリのモノとは異なり、ミラーステーで周囲を覆うような構造になっている。
通常、リヤビューミラーはマシンのパフォーマンス向上に寄与することはなく、マシン後部に存在する空力パーツの干渉したり、ドラッグを生み出すなど、デメリットを生むパーツとして捉えられることが多い。そのため各チームは、その影響を少しでも減らそうと、開発に励んできた。
しかしフェラーリが先陣を切ったこの解決策は、ミラーの枠内を通る気流を制御し、マシン後方に向かう気流を整え、パフォーマンス向上のために使われていると見られる。
このアイデアは、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソも、イギリスGPから使ってきたものである。
なおレッドブルは、非常に薄い、低ドラッグ仕様のリヤウイングも搭載。パワーが求められるスパ・フランコルシャンで、最高速を少しでも伸ばそうとしていることがうかがえる。
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