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レッドブル、次期レギュレーション下でも自社製エンジン開発を視野に?

レッドブルは、次期のパワーユニット規則が安価に開発できるモノになれば、自社でF1エンジンを作り上げることができると考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 現在ホンダのパワーユニット(PU)を使うレッドブル陣営。しかし2021年限りでホンダはF1活動を終了させる予定であり、その後はホンダのPUの知見を引き継ぎ、自社製のPUとしてF1を戦う可能性が高まっている。

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 F1では遅くとも2026年から、PUに関するレギュレーションを刷新する予定。現在の見通しでは、この新規則により開発コストを抑えることが目指されている。

 レッドブルは2022年から自社製PUを作ることによって、エンジン開発の専門知識を強化することを目指そうとしている。そして、次世代PUのレギュレーションが施行されるまでにインフラの整備を進め、引き続き自社製PUでF1を戦う道を模索しているようだ。

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコがmotorsport.comの独占インタビューに語ったところによれば、レッドブルが新エンジンを自社開発するかどうかは、その形式がどんな形になり、開発コストがどれほど抑えられるかにかかっているという。

「新しいエンジンの設計が、革新的である部分は保ちつつもMGU-Hが排除され、はるかにシンプルになるという兆候が現実のモノになった場合、年間の開発コストは5000万ドル(約52億円)ほどになり、現在ほど複雑な問題ではなくなるはずだ」

「つまり、ミルトンキーンズにある機材を使って、そういったエンジンの開発ができるということだ」

 それがレッドブル製エンジンの開発を意味するかどうか尋ねられたマルコは、次のように語る。

「その通りだ。それが単独なのか、それとも協力を得てのモノなのか、それは交渉次第だ」

 しかしレッドブルにとっての当面の課題は、2022年のPUをどうするかということだ。前述の通りホンダのPUを引き継いで使うことを目指しているが、それには、PUの開発が凍結される必要がある。そうでなければ、レッドブルはPUのアップグレードを行なうことができず、ライバルに遅れを取ることは必至だからだ。

 マルコ曰く、この点についてはFIAとの交渉が進んでいるところであり、まだ開発凍結は確定していないものの、様々なことは正しい方向に進んでいると楽観視しているという。

「進捗の度合いは80〜85%というところだろう」

 もし開発凍結が実現しなかった場合に備え、ルノーなど他のメーカーとの話し合いを進めているのかと尋ねられたマルコは、「我々は、ホンダのプロジェクトを推し進めることに完全に焦点を当てている」と語った。

 ホンダはミルトンキーンズに英国の活動拠点を備え、日本のHRD Sakuraで開発の大部分を担っている。しかしレッドブルがプロジェクトを引き継ぐことになれば、開発はチームのファクトリー(ミルトンキーンズ)周辺で行なわれることになるだろうと語った。

「我々の計画は、既存のレッドブルのキャンパス内でエンジンのメンテナンスを行ない、それに合わせて施設を適応させることだ」

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