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またもハミルトンに勝てず。フェルスタッペン、戦略に失望感あらわ「理解できない」

F1バーレーンGPでルイス・ハミルトンに敗れ2位に終わったマックス・フェルスタッペンは、戦略面でレッドブルはアグレッシブさが足りないと考えており、ハミルトンに勝つためにできたことがもっとあるはずだと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

Charles Coates / Motorsport Images

 バーレーン・インターンナショナル・サーキットで行なわれたF1バーレーンGPは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマッチレースとなった。結果的に敗れて2位となったフェルスタッペンはレース後、戦略面でもっとアグレッシブになるべきだったと語った。

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 ポールポジションからスタートしたハミルトンは、ロマン・グロージャン(ハース)の大事故による長い中断が明けた後も、快調にトップを走行していた。今回のレースではタイヤの摩耗が激しかったため、ハミルトンの約5秒後ろを走る2番手のフェルスタッペンは、先にピットインしてフレッシュタイヤでプッシュすることでマージンを稼ぎ逆転する、いわゆる“アンダーカット”を狙える状況にあった。

 しかし、1回目のピットストップで先手を打ったのはメルセデス。フェルスタッペンは逆転のチャンスを逸してしまった。

 2回目のピットストップではフェルスタッペンが先手を打ったが、お家芸であるタイヤ交換に手間取りタイムロス。ハミルトンはプレッシャーを感じることなく翌周にピットインし、悠々とトップでコースに戻ることができた。

 その後もハミルトンとの差をなかなか縮められないフェルスタッペンは、終盤に3度目のタイヤ交換を実施。ファステストラップのボーナス1点を獲得したものの、ハミルトンに対して決定機を作れないまま2位でレースを終えた。

 フェルスタッペンはこの戦略に失望感をあらわにしており、チームはハミルトンをアンダーカットするために早く1回目のピットストップを行なうべきだったと主張した。

「今日は戦略に力強さがなかった」とフェルスタッペンは語った。

「まず第一に、僕たちはもっと早く最初のストップをするべきだった。メルセデスに先にピットストップをさせたのは理解ができない。そこで2秒ほど差をつけられてしまった」

「そのあとはハードタイヤでギャップを縮めないといけなかったけど、それはうまくいった。最初の段階で1.5秒〜2秒をなんとか取り戻すことができた。でもそれも失ってしまったけどね」

「2回目のピットストップをした後、もう1回ピットストップをしたけど、完璧にはうまくいかなかった。確かにファステストラップを獲れたのは良かったけど、他の誰かがもっと速く走るということもあり得た」

「赤旗やセーフティカーが出たりもしたけど、3ストップは今後も一切通用することはないよ」

「なぜそんなことをしたのか分からない。今日はペースも悪かったから、(戦略次第で)僕たちが勝てたと言っているわけではないけどね」

「でも、チームとして戦略的にもっといいことができたはずだ」

 フェルスタッペンが戦略面で不満を訴えている件についてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表に話を聞くと、彼は第1スティントであれ以上早くフェルスタッペンをピットに入れてしまえば、トラフィック(マクラーレンのカルロス・サインツJr.)に引っかかることになったと説明した。

「問題だったのはルイスが少し速すぎたことだ」とホーナー。

「セーフティカーや赤旗で最初の8周が無駄になったことで、本来3ストップが最適だったところが2ストップが最適になってしまった」

「また同じ理由で、最初のスティントでは思ったよりも集団が縦に広がらなかった。だからもし(早く)ピットに入っても、トラフィックの中に入ることになっただろう」

「他に何ができたのかは分からない。最初のピットストップでもう少し早く入って入れば、何台かのマシンをパスしなければならなくなっただろうし、アンダーカットのウインドウ内にも入れていなかった。彼らは簡単にカバーできたはずだ」

「残念ながらメルセデスは少しだけ速さとタイヤのライフが優っていたんだ」

 今回のレースでは、フェルスタッペンがハミルトンよりも新品ハードタイヤを1セット多く持って決勝レースのスタートを迎えており、これがアドバンテージのひとつでもあった。スタート直後にロマン・グロージャン(ハース)の事故が発生して赤旗が掲示された際、レッドブルはフェルスタッペンのタイヤをミディアムからハードに交換させ、2スペックタイヤ使用義務も消化することができたが、ホーナー曰く再スタートで順位を失う可能性を懸念してそれをしなかったという。

「我々はそれを検討したが、リスタートでのパフォーマンスを心配していた」

「リスタートでは汚れた側のグリッドからスタートするので、順位を上げるどころかさらに順位を下げてしまうのではないかという懸念があったんだ」

「結局1コーナーではセルジオ(ペレス)からポジションを守ることができた。我々はハードタイヤでスタートすることで、スタートのパフォーマンスが落ちてしまうのではないかと思っていたんだ」

 

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