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F1 イギリスGP

タイヤ交換しなければ、フェルスタッペンにもパンクのリスクが迫っていた?

レッドブル・ホンダのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レース終盤のピットストップを行わなかった場合、マックス・フェルスタッペンが無事にチェッカーを受けられた保証はないと語った。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

編集: 2020/08/03 8:36

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Max Verstappen, Red Bull Racing, exits his car in parc ferme

 F1イギリスGPの決勝レース、チェッカーまで残り3周となった50周目、2番手を走っていたバルテリ・ボッタスの左フロントタイヤが突然パンクを起こした。

 これによりボッタスはスローダウンを余儀なくされ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、労せずして2番手に上がった。

 ただフェルスタッペンは、そのポジションに満足することなく、すぐにピットへ向かう。当時、4番手を走っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は約30秒と開いていたため、フェルスタッペンはピットストップを行なっても、順位を失うことなくコースに復帰することができたのだ。そのためチームはフェルスタッペンをピットに呼び戻してソフトタイヤに交換すると、最終周にファステストラップを記録することを狙った。

 しかしその最終ラップで、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)も、ボッタスと同じように左フロントタイヤがパンク。スローダウンすることになった。

 ただ、フェルスタッペンがピットストップを行ったことにより、両者の差は30秒以上。ハミルトンはパンクしたタイヤで半周以上スロー走行をしても、なんとかトップでチェッカーを受けた。最終的な差は、わずか5.8秒だった。

 別の見方をすれば、フェルスタッペンは50周目にピットストップを行わなければ、勝利を手にしていた可能性もある。しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、フェルスタッペンがタイヤを交換しなければ、レースをフィニッシュできた保証はないと語った。実際、フェルスタッペンが履いていたタイヤには、多くのダメージがあったという。

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「バルテリがパンクしたことで、我々も大いに気にしていた。なぜならマックスも、振動があると報告してきていたからだ」

 そうホーナー代表は語った。

「そのため、ピットストップすることを選んだ。そして実際にマシンから外したタイヤを見ると、多くの切り込みが入っていた」

「だから、(ピットストップを行わなければ)彼(フェルスタッペン)がレースを終えることができたとは限らない」

「だから、最後はルイスの一件で少し運に見放されたように見えるが、もしステイアウトを選択していたならば、パンクに見舞われずにフィニッシュできたことを保証できるモノではない」

「だから、ボッタスの一件から得た恩恵に感謝しなければいけないが、少し不運だったようにも感じる」

「現時点では、運はルイスの方に転がっているようだ。そして、我々は勝利を逃した。しかし、彼らにおめでとうと言おう。彼らは今日、とても支配的なマシンを手にしていた」

 レース後半には、多くのドライバーがブリスターに見舞われていた。ホーナー代表は、このブリスターがタイヤのコンパウンドを”傷つきやすく”したと考えている。

「タイヤにブリスターが発生し始めたのを、ご覧になったと思う。そしてそれが露呈すれば、どんな種類のデブリでも、タイヤをとても簡単にパンクさせてしまうことができるようになった」

 そうホーナー代表は語った。

「そのためブリスターができ始めると、そても脆弱になってしまう」

「そしてもちろん、今日はいくつかの事件もあった。おそらく、コース上にデブリがあったのだろう。そして3〜4台のマシンがパンクすることになった」

「でも我々は、ファステストラップを手にし、2位も手に入れた」

「勝利を逃したのは残念だった。でもレース前にそれは決まっていたのだと思う」

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