レッドブルF1、今年のような強さが今後何年も続くわけはない? ホーナー代表主張も裏には自信?「敗北が我々を強くする」
レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、今シーズンのような優位性がこの先何年も続くことはありえないと考えているようだ。しかし「敗北から学ぶ」と、チームの力には自信を持っているようだ。
2023年F1でレッドブルは、圧倒的な強さを見せている。しかし同チームの代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、この状態が今後も長く続くとは考えていないようだ。
レッドブルは今シーズン、2年連続でのダブルタイトルを獲得。まさに黄金期を迎えている。そればかりではない。第21戦サンパウロGPまでの20戦(エミリア・ロマーニャGPは開催中止)中、実に19勝。F1スプリントも6戦で行なわれたが、カタールGP以外は全て勝利した。
ライバルチームはアップデートを投入するなどして、戦闘力を上げた。しかしレッドブルを実質的に脅かす存在は今を持って現れておらず、この事実は今後もレッドブルのアドバンテージが維持される可能性を示している。
サンパウロGPの後でメルセデスのルイス・ハミルトンは次のように語り、今後の見通しついて悲観的な評価を下した。
「結局のところ、僕にできることは、楽観的に挑み続けることだけだと思う」
そうハミルトンは語った。
「レッドブルはとても遠いところにいると思う。今後数年経てば、それが明確になると思う」
しかしレッドブルのホーナー代表は、物事はそれほど単純ではなく、ライバルたちは差を縮めてきていると語った。
「我々は素晴らしいクルマを持っているし、素晴らしい基盤を手にしていると思う」
そうホーナー代表は語った。
「我々はそれを進化させ続ける必要がある。ただもちろん、曲線の頂点に達しているため、手にできるモノは少し減少していくだろう」
「そしてそれが、自動的に縮まっていくのが分かるだろう。今後もさらに近づくはずだ。そのため、我々は懸命に働くことになるだろう」
「ただチームのモチベーションは非常に高い。チャンピオンを獲得して以来、誰も仕事の手を緩めていないのが分かる。誰もが、全力で取り組んでいるんだ」
ホーナー代表曰く、自分たちの好調ぶりに満足しているわけではないという。1年前のサンパウロGP、そして今年のシンガポールGPでは、突如としてパフォーマンスを失い敗北……その敗北が、チームがより深い部分を追求し、もっと強くなるためのモチベーションに繋がったようだ。
「全ての部分で改善を続けていかなければいけない」
そうホーナー代表は言う。
「我々のパフォーマンスが期待していたほど強力ではなかったという点で、昨年のブラジルでのレースを敗北したのは痛かった」
「その時には、セットアップが正しくできていないと感じた。そこで我々はその教訓から学び、それをうまく応用させ、レースに集中したクルマ作りをした」
「最終的にはポールポジション、スプリントの優勝、そしてグランプリの優勝を手にした。チェコ(セルジオ・ペレス)も3位と4位を手にした。非常に力強い週末になったね」
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