F1 エミリア・ロマーニャGP
レッドブル、F1エミリア・ロマーニャGP完勝の”鍵”はタイヤ上手く使えるかどうか
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、タイヤをより良い作動領域に収める”力”が、F1エミリア・ロマーニャGPでフェラーリを打ち負かすための鍵になったと考えている。

Luke Smith
編集: 2022/04/26 9:03
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1エミリア・ロマーニャGPを制したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンはこれで今季2勝目。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、タイヤを適切に作動させたことが、勝利の鍵だったと考えているようだ。
フェルスタッペンはエミリア・ロマーニャGPの決勝レース中、終始好ペースを発揮。ライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールを寄せ付けなかった。またチームメイトのセルジオ・ペレスも2位に入り、レッドブルが1-2フィニッシュを達成。これは2016年マレーシアGP以来のことだ。
またフェルスタッペンは、スプリントレースでも勝利を手にし、ファステストラップも記録。これでスプリントフォーマットの1グランプリで獲得可能な最大のポイント”34”を手にし、ランキング首位のルクレールに次ぐ2番手に浮上した。
レッドブルのホーナー代表は、タイヤを正しく作動できたことが、今回の勝利の鍵だったと考えていると語った。
「メルボルンでも見たように、このタイヤには正しい作動領域というモノがある。今週末のセットアップでは、我々はそれを正しく理解することができた」
そうホーナー代表は語る。
「スプリントでも決勝でも、後半はシャルルがフロントタイヤで我々よりも少し苦労していることが分かった」
「それで、我々が優位に立つことができた。マックスはレースを完璧にマネジメントできたと思う」
「チェコ(ペレスの愛称)はシャルルとのギャップを築き、そのギャップをマネジメントすることができた」
フェルスタッペンは、金曜日の予選でポールポジションを獲得したが、スプリントではスタートでルクレールに先行されてしまった。しかしスプリントの終盤にルクレールのペースが落ち、フェルスタッペンはルクレールを改めて攻略、トップでチェッカーを受けることになった。
また決勝では、ルクレールが2ストップ目を行なってソフトタイヤを装着。ハイペースで飛ばしてペレスを攻略する戦略に出た。しかし縁石に乗り過ぎてしまったことでスピンしてしまい万事休す。3番手を失うばかりでなく、結局6位でのフィニッシュとなった。
フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、スプリントレースでの敗因はタイヤマネジメントにあったと感じると共に、ドライコンディションでのフリー走行が1回(FP2のみ)だけだったため、そのタイヤの特性を把握しきれなかった可能性があるとも語った。
「今回はクルマのセットアップをする時間はほとんどなく、金曜日のフリー走行は1回だけで、しかもそれは完全にウエットなコンディションだった。ドライバーがロングランのデータを収集できるタイミングはほとんどなかった」
そうビノット代表は語った。
「確かに、土曜日にはFP2があった。でも、スプリントレースがある週末を通じて、経験が不足していたように感じている」
「ただ、レッドブルはその点でより良い仕事をしたというのも間違いない。だからなぜ我々が良い仕事をすることができなかったのかを確認し、理解する必要があるだろう」
ホーナー代表は、フェラーリとレッドブルは僅差であるため、コース特性により優劣が変わると考えている。
「フェラーリには素晴らしいマシンがあり、素晴らしいドライバーがいる」
そうホーナー代表は語った。
「彼らは今回のレースでは運が悪かった。でも2週間後には非常に競争力があるだろう。そしてシーズンを通しても、そういうことが続いていくと思う」
Read Also:
- フェルスタッペン、イモラでの完勝は“予想外”も「僕らにはこういう週末が必要だった」
- レッドブルのワンツーは2016年以来! ホーナー代表「チームにとって過去ベストリザルトのひとつ」
- ラッセル、ポーパシングで背中と胸に痛みを訴える「ドライバーにとって”持続可能”じゃない」
- 1年前の挫折が角田裕毅を強くした……”2回目”のイモラで力強い走り「去年より自分をコントロールできた」
- フェラーリ、”攻めの選択”を後悔せず。ルクレールのスピンは「起こりうるミスだった」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 フェラーリ、”攻めの選択”を後悔せず。ルクレールのスピンは「起こりうるミスだった」
次の記事 メルセデスに希望の光?「今準備しているモノで、車高を下げてパフォーマンスを解放できるはず」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
レッドブル

スタートで躓くレッドブル。迅速な問題解決は不可能か「対応が実現するのは来年になるだろう」
F1
F1
アメリカGP
6 時間前
スタートで躓くレッドブル。迅速な問題解決は不可能か「対応が実現するのは来年になるだろう」

ハジャー怒る! レッドブルにクラッチの再設計を求める「正直、だんだん腹が立ってきた」
F1
F1
アメリカGP
18 時間前
ハジャー怒る! レッドブルにクラッチの再設計を求める「正直、だんだん腹が立ってきた」

フェルスタッペン、アメリカGPでまたも無線トラブル「こりゃあ大惨事だ!」と立腹。今度はハジャーも
F1
F1
アメリカGP
1 日前
フェルスタッペン、アメリカGPでまたも無線トラブル「こりゃあ大惨事だ!」と立腹。今度はハジャーも
最新ニュース

F1分析|1ストップが正解だったアメリカGP決勝。大きかったアントネッリの”スタートダッシュ大成功”
F1
F1 F1
アメリカGP
1 時間前
F1分析|1ストップが正解だったアメリカGP決勝。大きかったアントネッリの”スタートダッシュ大成功”

ピアストリ、チームオーダーで序盤にノリスを先行させる。その背景をマクラーレンが説明「ここはランドが得意としているサーキット」
F1
F1 F1
アメリカGP
1 時間前
ピアストリ、チームオーダーで序盤にノリスを先行させる。その背景をマクラーレンが説明「ここはランドが得意としているサーキット」

タイトル争いに一縷の望み……骨折マルティン、マレーシアGP出場へのギリギリ回復プラン
MotoGP
MGP MotoGP
マレーシアGP
2 時間前
タイトル争いに一縷の望み……骨折マルティン、マレーシアGP出場へのギリギリ回復プラン

圧勝アントネッリと明暗分かれた8位ラッセル。メルセデスW17のアップデート後未だ表彰台なし「これほど大きく遅れているのは不思議」
F1
F1 F1
アメリカGP
2 時間前
圧勝アントネッリと明暗分かれた8位ラッセル。メルセデスW17のアップデート後未だ表彰台なし「これほど大きく遅れているのは不思議」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録