レッドブル、F1エミリア・ロマーニャGP完勝の”鍵”はタイヤ上手く使えるかどうか
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、タイヤをより良い作動領域に収める”力”が、F1エミリア・ロマーニャGPでフェラーリを打ち負かすための鍵になったと考えている。
F1エミリア・ロマーニャGPを制したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンはこれで今季2勝目。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、タイヤを適切に作動させたことが、勝利の鍵だったと考えているようだ。
フェルスタッペンはエミリア・ロマーニャGPの決勝レース中、終始好ペースを発揮。ライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールを寄せ付けなかった。またチームメイトのセルジオ・ペレスも2位に入り、レッドブルが1-2フィニッシュを達成。これは2016年マレーシアGP以来のことだ。
またフェルスタッペンは、スプリントレースでも勝利を手にし、ファステストラップも記録。これでスプリントフォーマットの1グランプリで獲得可能な最大のポイント”34”を手にし、ランキング首位のルクレールに次ぐ2番手に浮上した。
レッドブルのホーナー代表は、タイヤを正しく作動できたことが、今回の勝利の鍵だったと考えていると語った。
「メルボルンでも見たように、このタイヤには正しい作動領域というモノがある。今週末のセットアップでは、我々はそれを正しく理解することができた」
そうホーナー代表は語る。
「スプリントでも決勝でも、後半はシャルルがフロントタイヤで我々よりも少し苦労していることが分かった」
「それで、我々が優位に立つことができた。マックスはレースを完璧にマネジメントできたと思う」
「チェコ(ペレスの愛称)はシャルルとのギャップを築き、そのギャップをマネジメントすることができた」
フェルスタッペンは、金曜日の予選でポールポジションを獲得したが、スプリントではスタートでルクレールに先行されてしまった。しかしスプリントの終盤にルクレールのペースが落ち、フェルスタッペンはルクレールを改めて攻略、トップでチェッカーを受けることになった。
また決勝では、ルクレールが2ストップ目を行なってソフトタイヤを装着。ハイペースで飛ばしてペレスを攻略する戦略に出た。しかし縁石に乗り過ぎてしまったことでスピンしてしまい万事休す。3番手を失うばかりでなく、結局6位でのフィニッシュとなった。
フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、スプリントレースでの敗因はタイヤマネジメントにあったと感じると共に、ドライコンディションでのフリー走行が1回(FP2のみ)だけだったため、そのタイヤの特性を把握しきれなかった可能性があるとも語った。
「今回はクルマのセットアップをする時間はほとんどなく、金曜日のフリー走行は1回だけで、しかもそれは完全にウエットなコンディションだった。ドライバーがロングランのデータを収集できるタイミングはほとんどなかった」
そうビノット代表は語った。
「確かに、土曜日にはFP2があった。でも、スプリントレースがある週末を通じて、経験が不足していたように感じている」
「ただ、レッドブルはその点でより良い仕事をしたというのも間違いない。だからなぜ我々が良い仕事をすることができなかったのかを確認し、理解する必要があるだろう」
ホーナー代表は、フェラーリとレッドブルは僅差であるため、コース特性により優劣が変わると考えている。
「フェラーリには素晴らしいマシンがあり、素晴らしいドライバーがいる」
そうホーナー代表は語った。
「彼らは今回のレースでは運が悪かった。でも2週間後には非常に競争力があるだろう。そしてシーズンを通しても、そういうことが続いていくと思う」
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