レッドブル、第2戦に向け対策バッチリ。開幕戦ダブルDNFの原因は「燃料システム内が真空状態になったことによる燃圧低下」
レッドブルは、開幕戦バーレーンGPでのダブルリタイアは、燃料システム内が真空状態になったことによって引き起こされたとトラブルの原因を公表した。
写真:: Mark Thompson
F1第2戦サウジアラビアGPに先立ち、レッドブルは開幕戦バーレーンGPでのダブルリタイアの原因を公表した。
開幕戦では、現F1王者のマックス・フェルスタッペンとチームメイトのセルジオ・ペレスのレッドブル2台が好調さを見せ、フェラーリ勢と上位争いを展開していた。
しかし、レース残り3周というところでフェルスタッペンはパワーユニット(PU)の出力低下によりスローダウン。ピットへマシンを戻し、リタイアとなった。
さらにフェルスタッペンから3位表彰台獲得の襷を継いだペレスも、最終ラップのターン1でPUが機能を停止。リアタイヤがロックしたことでスピンを喫し、リタイアとなった。
レッドブルは、ダブルリタイアの原因としてFIAの共通部品である燃料ポンプを指摘したが、結論を出すためにはマシンを一度解体して調査する必要があった。
レース後に行なわれた調査の結果、このトラブルは燃料システム内が真空状態になったことが引き金となったとチームは公表した。
これにより、内燃エンジン内に正しく燃料が行き渡らなかったためPUが止まったとして、ここ数日で浮上している両ドライバーが単に燃料を使い切ったことによるリタイアという憶測を否定した。
レッドブルの広報担当官は次のように述べている。
「2台とも、バーレーンGPでは燃圧不足に悩まされた。2台ともに正しい量の燃料が入っていたが、真空状態になったため、ポンプが燃料を組み上げてエンジンへ送ることができなくなっていたのだ」
「トラブル解消に必要な措置は講じているため、サウジアラビアGPでは問題にならないだろう」
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