レッドブルの快進撃は止まらない? フェルスタッペン、新車の進化を確信「すでに準備中のモノもある」
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのニューマシンRB19は先代RB18よりも改善されていると語り、さらなるパフォーマンス向上の準備が進んでいると強調した。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
バーレーンで行なわれたF1プレシーズンテストをスムーズに終えたレッドブル。マックス・フェルスタッペンは、新車RB19の進化を確信しているようだ。
初日からトップタイムをマークするなど、順調にテストを進めたレッドブル。フェルスタッペンが走行を担当した2日目後半に若干トラブルが起きて走行時間をロスしたものの、大きな問題も発生せずにマイレージを稼いだ。
結果的にレッドブルがトップタイムを逃したのは2日目のみ。それも、フェルスタッペンよりも2スペック柔らかいタイヤを使った周冠宇(アルファロメオ)が0.040秒上回っただけだった。
「マシンはとてもうまくいっていると思う」とフェルスタッペンは語った。
「試してみたいことがたくさんあって、試したこと全部がとても興味深いんだ」
「僕にとってはとてもポジティブな日々だった。そして全体的に、ドライビングをエンジョイしていた」
フェルスタッペンは、先代マシンであるRB18と比較して感触が異なると指摘する。
「クルマにはかなり多くの違いがあるんだ。だから、間違いなく少し違うドライビングができる」
「それはタイヤにも少し関係していると思う。でも全体としては、昨年より確実に良くなっていると思う」
「昨年はマシンの重量が重すぎたことが大きな問題だった。最初のうちはウエイトの置きどころが悪かったせいで、クルマがとてもノロノロしていて、ターンインしてくれなかったんだ。1年を通してそれを解消し、性能ももちろん向上させて、よりレーシングカーらしくなった」
「今年もその延長線上でより良いものを見つけ、それをクルマに搭載することができた。今年もまた、より良いものを見つけ、投入していく」
「僕たちにはすでに、準備を進めているモノ(アップデート)があって、ちょうど作業中なんだ。だけど限界があることは分かっている。僕たちはそれを中心に動いている」
1週間後の開幕戦に向けて自信はあるかと聞かれると、フェルスタッペンは次のように答えた。
「自信だけじゃなくて、実際にパフォーマンスを発揮できるかどうかが重要なんだ」
「週末をうまくスタートできればいいと思うし、最終的にどこにたどり着くかはその時次第だ。どうなるか見てみよう」
フェルスタッペンは、今季の勢力図についても質問されたが、言及を避けた。
「自分たちのことに集中することがもっと重要だと思う。僕たちは自分たちがやっていることに満足しているんだ」
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