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ホンダ撤退受けレッドブル&アルファタウリが感謝のコメント。F1注力は維持

レッドブルはパワーユニット供給元であるホンダが2021年限りでの参戦終了を受け、コメントを発表。ホンダへの感謝を語ると共に、2021年以降もF1への注力を続けていくと表明した。

Alex Albon, Red Bull Racing RB16, Pierre Gasly, AlphaTauri AT01

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1にパワーユニット(PU)供給という形で2015年からF1へ復帰していたホンダだが、10月2日(金)に2021年限りでのF1参戦終了を発表した。

 ホンダは2015年にF1へ復帰し、2017年までマクラーレンにPUを供給。2018年からはトロロッソ(現アルファタウリ)、2019年からはレッドブルとのパートナーシップをスタートさせた。

 2019年には復帰後初優勝を挙げ、今季もレッドブルとアルファタウリが優勝を飾る活躍を見せてきたが、そうした中での驚きの参戦終了発表となった。

 ホンダは参戦終了の理由について、将来のカーボンニュートラル実現に取り組むため、経営資源の集中が必要だと判断したためだと説明した。

 今回の決定によりレッドブルとアルファタウリは2022年以降の新たなPU供給メーカーを探さなければならないことになるが、彼らにとっては難しい事態となるだろう。

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 ホンダの説明ではレッドブル側に参戦終了の考えを伝えたのは8月であり、最終的な決断は9月末だったという。このタイミングは、将来のF1参戦を約束するコンコルド協定が締結されてからしばらく経った頃であり、レッドブルとアルファタウリは将来もホンダと手を取り合っていくことになるだろうと考えられていた時期でもある。

■レッドブル、F1への注力はホンダ離脱後も維持

 ホンダのF1参戦終了により新たなPU供給元を探さなければならないレッドブルとアルファタウリだが、状況は難しい。

 メルセデスは既にウイリアムズ、マクラーレンそしてアストンマーチン(現レーシングポイント)へPUを供給することになっている。ルノーという選択肢もあるが、かつてルノーがレッドブルにPUを供給していた際、両者の関係が悪化……その結果、レッドブルはホンダとのパートナーシップを選んだという経緯もあるため、再供給のハードルは高いだろう。

 フェラーリも既に3チームに供給しており、その上彼らのPUは現時点では競争力を欠いている状態だ。

 ただレッドブルはそうした状況であってもF1参戦を継続する意思を示している。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、次のPU供給元は未定と明かしつつ、次のように語った。

「2020年と2021年シーズンに向けた我々の当面の目標は、ホンダと協力して勝利を追い求め、チャンピオンシップ争いの強力なチームとなることだ」

 マルコはそう語った。

「その上で、我々は2022年以降に向けて、最も競争力のあるパワーユニットのソリューションを評価するために、チームと協力していくつもりだ」

 またレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはホンダの参戦終了という決断を尊重すると語った。

「ホンダが2021年をもってF1参戦を終了するという決定を下すことがどれほど困難なものだったかを、我々は理解している」

「自動車産業内で焦点が移り変わってきたことが、ホンダにリソースの再配置という決定を促した。我々はその理由を理解し、尊重している」

「彼らの決断は当然ながらチームに課題を生じさせるものだが、我々は過去に証明してきたように、我々の強みを生かして、効果的に対応するための準備を整えている」

「ホンダと我々のパートナーシップを継続することができず、残念に思っている。しかしレッドブル所有のチームに5勝と15回の表彰台をもたらしたこの提携は非常に誇りに思っているし、ホンダの皆の並外れた努力と献身に感謝している」

「残る2020年シーズンと2021年シーズンへの我々の共同の焦点は変わらない。勝利を目指して戦い、チャンピオンシップに挑戦することだ」

 またホーナー代表は、チームが新たなパワーユニットを供給元を決定するには時間がかかるだろうとも語った。

「最新のコンコルド協定署名者として、レッドブル・レーシングは長期的にこのスポーツへコミットしており、イノベーションや開発、成功の新時代へと漕ぎ出すことを楽しみにしている」

「グループとして、我々は2022年以降に最も競争力のあるパワーユニットを評価し、見つけるために、時間を使っていくことになるだろう」

■アルファタウリ「ホンダに心から感謝」

 アルファタウリのフランツ・トスト代表も、2018年から共に戦ってきたホンダのF1参戦終了決定は残念だと語った。

「スクーデリア・アルファタウリとホンダは2018年に協力を始めて以来、プロフェッショナルかつ非常に良好な関係を築いてきた」

「ホンダがF1へのコミットを止めるという決定は残念なことだ。彼らのパワーユニットのパフォーマンスは復帰してからの短期間でグリッド上でもベストのひとつになるように絶えず劇的に向上してきたからだ」

「今シーズンと来シーズンの残るレースでも、力強いリザルトを共に残していけると革新している」

「我々は、環境への取り組みを重視し、カーボンニュートラルの実現へ向けて努力するというホンダの決定にある理由を尊重し、スクーデリア・アルファタウリの全員が彼らの目標達成と、将来の成功を祈っている」

「実りある協力関係を築いてくれたホンダに心から感謝したい。毎日共に仕事をすることを本当に楽しんでいたんだ。ホンダのようなエンジンパートナーを見つけることは簡単ではない。しかしもちろん、我々は2022年以降に向け、最高のPUを見つけるための全ての可能性の検討を始めている」

 

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