レッドブル、トルコGP向け特別“日の丸”カラーのマシンを公開。ホンダへの『ありがとう』全面に
レッドブルはF1第16戦トルコGPで使用されるマシンの特別カラーリングを公開。今年でF1ラストイヤーとなるホンダに対する感謝を示した“日の丸”カラーリングとなっている。
Sergio Perez, Red Bull Racing Max Verstappen, Red Bull Racing Red Bull Racing RB16B
Andy Hone / Motorsport Images
10月7日、レッドブルはF1第16戦トルコGPで使用するマシンの特別カラーリングを公開。今年がF1ラストイヤーとなるホンダと、そのファンへの感謝を伝える“紅白”のマシンがお披露目となった。
レッドブルは2019年から、その姉妹チームであるアルファタウリはトロロッソ時代の2018年から、ホンダをパワーユニットサプライヤーに迎えて友好な関係を築いてきた。しかし、ホンダは2021年限りでF1活動を終了させることを発表。今後もその協力関係は続いていく予定だが、2021年は彼らがホンダと共に戦う実質的な“ラストイヤー”となる。
当初、彼らはホンダのホームレースである日本GPで特別カラーリングを採用する予定だった。しかし今年も新型コロナウイルスの影響によって日本GPは中止……本来ならば日本GPが開催される予定だった週に行なわれるトルコGPで、その特別カラーがお披露目されることになった。
その特別カラーリングは、白と赤を基調とした“日の丸カラー”だ。マシン側面には日本語で『ありがとう』と記されるなど、ホンダへの感謝が全面に伝わってくるデザインとなっている。
2021年シーズン、レッドブルはメルセデスとの激しいタイトル争いを展開しており、第15戦ロシアGPを終えた段階では、首位のルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのポイント差は僅か2点となっている。
なお今回の特別カラーリングについて、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは次のようにコメントしている。
「我々は日本のホンダファンと共に、(ホンダの)ホームである鈴鹿で、F1における我々の素晴らしい関係を祝えるのを楽しみにしていた」
「そのレース(日本GP)はパンデミックの犠牲となってしまったが、我々はホンダとそのファンに感謝を示さないまま今週末を終えたくはなかった」
「今回我々が採用したカラーリングは、ホンダの素晴らしいF1での道のりに敬意を表したものであり、この歴史的なカラーリングでファンに勝利を届けられればと思っている」
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