F1開幕3連戦はスペアパーツ不足の危険? レッドブルリンクの”攻撃的縁石”を一部撤去
FIAは、F1チームのスペアパーツが足りなくなるのではないかという懸念に対処し、レッドブルリンクの黄色い縁石を一部取り除いた。
写真:: Steve Etherington / Motorsport Images
ついに開幕を迎える2020年のF1。新型コロナウイルスの影響でスケジュールが大幅に変更された結果、オーストリアでの2連戦からハンガリーまで3週連続でレースを実施することとなった。ファクトリーが閉鎖されていたこともあり、一部のチームはスペアパーツが不足するのではないかと懸念を示している。
FIAは各チームが財政的に困難な状況に直面していることも考慮し、レッドブルリンクの攻撃的な縁石を一部取り除き、ボディワークの損傷を軽減することを提案した。
昨年のオーストリアGPでは、黄色いソーセージ状の縁石でダメージを負うマシンが多く、決勝でもルイス・ハミルトン(メルセデス)がフロントウイングを損傷した。
FIAレースディレクターのマイケル・マシは、ターン9とターン10出口のソーセージ縁石が今週末は削除されたことを認めた。ターン9とターン10では、4つの車輪全てが朱と白の縁石を超えた時点で、ドライバーがトラックリミットを超えたと判断される。
トラックリミットを超えたドライバーは、安全に永続的なアドバンテージを得ることなく、コースに合流しなければいけないとされている。
ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は先月、チームはオーストリアでスペアパーツが不足することを本当に恐れていると語った。
一方ルノーのマネージングディレクターのシリル・アビテブールは、週末に向けて十分な数のパーツを準備できていると確信している一方、「いくつかの縁石が撤去されていても、クルマにとって過酷なレースになりうる」と話した。
昨年と同様、今週末のレースではDRSゾーンが3ヵ所設定されている。メインストレート上、ターン1からターン3の間、ターン3とターン4の間の3ヵ所だ。
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