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レッドブル、グループ内の人材移動で苦境脱出目指す。役職引き上げ&後任をレーシングブルズから招聘

レッドブルは、パフォーマンスエンジニアリング責任者のベン・ウォーターハウスの役職を引き上げ、後任をレーシングブルズから招聘した。

Max Verstappen, Red Bull Racing, Esteban Ocon, Haas F1 Team

Max Verstappen, Red Bull Racing, Esteban Ocon, Haas F1 Team

写真:: Peter Fox

 レッドブルは、長年パフォーマンスエンジニアリング部門の責任者を務めてきたベン・ウォーターハウスをより上級の役職に昇進させ、後任としてレーシングブルズの副テクニカルディレクターだったアンドレア・ランディを招聘した。

 レッドブルは金曜日、ウォーターハウスがチーフ・パフォーマンス&デザイン・エンジニアに就任し、デザイン部門と車両パフォーマンス部門の橋渡し役を務め、テクニカルディレクターのピエール・ワシェ直下の部下となることを発表した。

 チームは、この部門横断的な役割について、「これらの分野間の連携を強化し、競争力のあるハイパフォーマンス・ソリューションの開発を加速させる」と説明した。

 かつてBMWザウバーに所属していたウォーターハウスは、2014年にトロロッソの副テクニカルディレクターとしてレッドブルグループに加わり、 2017年にレッドブル・レーシングに移籍した。

Ben Waterhouse with Red Bull team boss Laurent Mekies and tech director Pierre Wache.

Ben Waterhouse with Red Bull team boss Laurent Mekies and tech director Pierre Wache.

Photo by: Red Bull Content Pool

 ウォーターハウスが務めていたパフォーマンスエンジニアリング部門責任者の後任として、7月1日付でランディがレーシングブルズから移籍する。

 ランディはレーシングブルズで、チーフテクニカルオフィサーであるティム・ゴスの下でふたりの副テクニカルディレクターのひとりとして、車両設計を担当。もうひとりの副テクニカルディレクターであるギヨーム・カッテラーニは車両性能部門を率いていた。

 レッドブルは、今回の変更について「社内人材の育成に引き続き注力するとともに、スポーツ界全体から一流の専門家を引きつけるという方針を反映したものだ」と述べた。

 レッドブルはここ数ヵ月、人材獲得よりも流出に関する話題で注目を集めている。先週もマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを長年担当してきたジャンピエロ・ランビアーゼが、2028年からマクラーレンに移籍するというニュースが報じられたばかりであり、その前にもレッドブルの元戦略責任者であるウィル・コートニーがマクラーレンのスポーツディレクターに就任している。

 レッドブルは今季序盤、マシンの根本的な問題に苦しみ、最適なセットアップを見い出せずにいる。3戦を終えた段階でコンストラクターズランキングは6番手にとどまり、獲得ポイントはわずか16ポイント。最高成績は、開幕戦オーストラリアGPでのフェルスタッペンの6位となっている。

 グループ内での人材移動で体制を変更したレッドブル。果たして苦境から脱するための一手になるだろうか。

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