レッドブルRB19、アメリカでの3レースは特別オシャレに。ファンからカラーリングデザインを募集
レッドブルF1は、今年アメリカで開催される3つのレースで、ファンがデザインしたカラーリングのRB19でレースに臨む。
レッドブルは、今年アメリカで開催されるマイアミGP、アメリカGP(オースティン)、ラスベガスGPの3レースでファンがデザインしたカラーリングを採用し、レースに臨む。
レッドブルは2023年シーズンの発表会をニューヨークで実施した。これはアメリカにおけるF1の成長とアメリカ市場の重要性を踏まえた決定であり、フォードとの提携を発表する上でベストなロケーションだった。
この発表会でレッドブルは新車『RB19』を発表したものの、昨年のRB18とほとんど変化がなかったのは既報の通り。カラーリングもお馴染みのレッドブルカラーだったが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ファンにカラーリングをデザインしてもらう「メイク・ユア・マーク」というコンテストを開催する予定であることを明らかにした。
ホーナーの説明によると、応募作品はパネルによって審査された後、選ばれたデザインがアメリカで行なわれる3レースでRB19を彩るという栄誉を手に入れることができるという。
「これは、ファンの皆さんにマシンのデザインに参加していただくためのものだ」
そうホーナーは説明した。
「今年開催されるアメリカでの3レースのカラーリングは、初めてファンも巻き込んで作り上げる予定だ」
「これはコンペティションになる。我々はこれについて長い間熟考してきた。我々は人々が見たいもの、関わりたいものを知っているし、これはその大きなチャンスだ」
「5月にマイアミで開催されるアメリカでの最初のレースに向けては、今日(2月3日)からコンペティションが始まり、参加者は面白いカラーリングを考えるチャンスだ」
「審査員がいて、この3つのレースで最も優れたもの、最も印象的なものを選ぶ」
レッドブルがワンオフのカラーリングでレースに臨むのは今回が初めてではない。最近では撤退を決めたホンダに敬意を払い、白をベースにした特別カラーを用意。”ありがとう号”と呼ばれるこのカラーリングは2021年トルコGPを走った他、日本でのイベントやプロモーションでも活躍している。
また2012年には、レッドブル創設者であるディートリッヒ・マテシッツが設立した脊髄損傷の治療研究を支援する非営利団体『ウィングス・フォー・ライフ』の活動の一環として、ファンの顔を使ったユニークなデザインを採用したこともある。
RB19の発表会では、ミスター・ドゥードルと呼ばれるデザイナーによってユニークなカラーリングが施されたショーカーが登場したが、こちらはチャリティーオークションにかけられるという。
「我々はチャリティー団体であるウィングス・フォー・ライフのために、あのクルマをオークションにかけるつもりだ。そしてオークションの収益は全て寄付される」とホーナー。
「リビングルームや壁に飾ったら、きっと素敵なものになるだろうね。素晴らしい芸術品だと言わざるを得ないよ」
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