レッドブル代表、フェルスタッペンへのペナルティに”スクリーンショット”で反論。でも再審請求の可能性は低い?
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1サウジアラビアGP決勝でマックス・フェルスタッペンに科されたペナルティについて、不満を露わにした。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1サウジアラビアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝を逃す要因となったペナルティについて、不満を隠さなかったものの、チームが抗議する可能性は低いと語った。
フェルスタッペンはポールポジションからスタートしたものの、2番グリッドからスタートしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との攻防の結果、ターン2でランオフエリアを走行。これにより5秒のタイム加算ペナルティを受け、これがピアストリに敗れる主な原因となってしまった。
好スタートを決めたピアストリはターン1に向けてイン側からフェルスタッペンに並びかけ、続くターン2でフェルスタッペンがイン側のランオフエリアをショートカットした。
フェルスタッペンはピアストリにポジションを譲ることなく首位のまま走行。これはピアストリがフェルスタッペンを押し出したと考えていたからだが、スチュワードはそうは考えず、フェルスタッペンにペナルティを科した。
スチュワードの説明は以下の通りだ。
「ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング、テレメトリー、車載ビデオの証拠を検討した結果、81号車(ピアストリ)は少なくともフロントアクスルがイン側の1号車(フェルスタッペン)のミラーと並んでいたと判断した」
「実際、81号車はコーナーの頂点(エイペックス)で1号車と並んでいた。ドライバーズスタンダードガイドラインに基づけば、81号車のコーナーであり、81号車はスペースを与えられる権利があった」
Max Verstappen, Red Bull Racing, Oscar Piastri, McLaren
Photo by: Kym Illman - Getty Images
ホーナー代表は、レッドブルがペナルティの再審請求をする可能性は低いものの、新しい証拠を提出する可能性はあると語った。
「言うまでもなく、我々はレース後にスチュワードと話をした」
「彼らはそれを、スラムダンク(バスケのダンクシュートから転じて、確実なことという意味)だと考えている。だから問題なのは、もし我々が抗議した場合、スチュワードがその線を維持する可能性が高いということだ」
「我々は彼らに、当時は入手できなかったオンボード映像を見てもらうよう求めることになるだろう。まずはこれを彼らの前に出す。しかし、その(再審請求の)可能性は低いと思う」
ホーナー代表は、ターン1のエイペックスでフェルスタッペンが先行していたことを証明するために、フェルスタッペンのオンボードカメラのスクリーンショットを出しながら、次のように語った。
「それ(ペナルティ)はとても厳しかったと思う。我々はポジションを譲らなかった。彼が悪いことをしたとは思っていなかったからだ」
「コーナーのエイペックスでは、マックスが前にいるのがはっきりわかる。以前、バトルのガイドラインについて話し合ったが、非常に厳しい判定だった」
「もし我々が(首位のポジションを)譲っていたら、言うまでもなくダーティーエア(乱気流)の中を走ることになる。ジョージ(ラッセル/メルセデス)から攻められることになっていた」
「だから、ペナルティを受けた時点で、懸命にリードを広げ続けることがベストだった」
「我々はいい状態だった。5秒のペナルティを受けなければならなかったが、その後はオスカーと同じようなスティントで2.6秒差(正確には2.843秒差)でフィニッシュしたのだから、今日の5秒のペナルティがなければ優勝していただろう」
「しかし、あのような微妙な裁定をめぐっては、常に意見が分かれるものだ」
ホーナー代表は、スチュワードが通常の10秒加算ペナルティではなく5秒ペナルティを科したことについて、スチュワードもまたこの出来事について二転三転していたことを示唆していると語った。
「(スクリーンショットを指さしながら)それを見れば、彼らがどうしてあのような結論に至ったのかわからない」
「マックスがあのタイミングで姿を消すことなんてできるわけがない。だから、おそらくこのルールは見直す必要がある。1周目にレースをさせるという原則がどうなったか分からない。その考えは放棄されたように見えたね」
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