レッドブル、期待の若手リンドブラッドのスーパーライセンス”前倒し”発給を申請へ。フェルスタッペン欠場に備え?
レッドブルは、育成ドライバーのアービッド・リンドブラッドについて、F1スーパーライセンスの年齢制限免除を申請していることが分かった。
写真:: Formula Motorsport Ltd
レッドブルがF2に参戦している育成ドライバーのアービッド・リンドブラッドのスーパーライセンス獲得のため、年齢制限免除の申請を提出したことが明らかとなった。
マックス・フェルスタッペンが、F1スペインGPでの違反でペナルティポイントが1戦出場停止一歩手前の11点まで累積したことで、レッドブルの若手やリザーブドライバーに注目が集まっている。
現在F2に参戦しているリンドブラッドは、2023年のイタリアF4でランキング3位、2024年FIA F3でランキング4位を獲得。さらにフォーミュラ・リージョナル・オセアニアでチャンピオンに輝き、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイント40点というハードルをクリアした。
一方、彼はまだ17歳であり、今年の8月8日に18歳となるまで、スーパーライセンス発給の条件を満たすことができない状態だ。
motorsport.comが入手した情報によると、レッドブルによる免除申請は来週マカオで開催されるFIA世界モータースポーツ評議会で議論される予定だという。
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが明らかにしたところによると、この要請はフェルスタッペンのペナルティ状況とは直接関係なく、フェルスタッペンのペナルティポイントが11点に達するかなり前に提出されたものだという。
スーパーライセンスの年齢制限は、フェルスタッペンが17歳という異例の早さでF1デビューを果たしたことを受けて導入された。同じような状況が起きることを防ぐため、FIAはスーパーライセンス制度の一環として最低年齢を18歳に定め、F1ドライバー志望者はそれを満たさなければならなくなった。
しかし昨年、メルセデスがアンドレア・キミ・アントネッリに対する免除を申請したことで、18歳未満の才能に門戸がわずかに開かれた。メルセデスがアントネッリによるF1マシンのテスト許可を求めたプロセスは、レッドブルが現在取っているステップと似ていた。
メルセデスの動きはFIA国際競技規則の改正につながった。付則L項の13.1.2条には『FIAの独自の裁量により、シングルシーター・フォーミュラカー競技において最近、一貫して卓越した能力と成熟度を示していると判断されたドライバーは、17歳でスーパーライセンスを与えられることがある』と書かれている。
写真: Formula Motorsport Ltd
申請が承認されれば、リンドブラッドはF1のフリー走行に参加できるようになり、レギュラードライバーの代役を務めることも可能になる。
フェルスタッペンが1戦出場停止になるかどうかの瀬戸際に立たされている現状を考えれば、これはレッドブルに新たな選択肢を提供することになる。
フェルスタッペンが欠場となったレースで、レッドブルがレーシングブルズのドライバーを起用することを選んだ場合、リンドブラッドはアイザック・ハジャーかリアム・ローソンの後任としてレーシングブルズに加わる可能性がある。
また申請が通らなかった場合でも、前述のようにリンドブラッドはハンガリーGP後の8月8日には18歳となるため、F1のサマーブレイク中にスーパーライセンス発給の条件を満たす。それまでは、岩佐歩夢がレッドブルのリザーブドライバーとしてF1に出場できる状態にある。
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