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今季のレッドブルの苦戦は“新フロントウイング規定”が原因? フェルスタッペン語る

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今季のレッドブルの苦戦は“新フロントウイング規定”が原因? フェルスタッペン語る
執筆:
2019/06/22 6:53

マックス・フェルスタッペンはレッドブルのマシンの弱点が、フロントウイングの規定変更によってデザインの強みが損なわれた事の“遺産”だと考えているようだ。

 今シーズンのレッドブルはマックス・フェルスタッペンが2度の表彰台を獲得しているにもかかわらず、7戦を終えた時点での獲得ポイント数は2018年のそれよりもわずかに少なくなっている。

 彼らは常にメルセデスと優勝を争うことができておらず、マシンに改善が必要なことを認めている。そして、同様に新たなパワーユニット供給元であるホンダも、彼ら同様にエンジン面でのギャップを埋めるために取り組んでいる状況だ。

 第8戦フランスGPの前、フェルスタッペンはより幅広く、シンプルな形となった今季のフロントウイングの規定を受けて、レッドブルは以前のようなシャシーのベンチマークではなくなったと語った。

「ホンダのエンジンのせいだとは思わない。(レッドブルのシャシーが悪くなったのは)レギュレーションが変更されて、フロントウイングが特に単純なものになったせいだよ」と、フェルスタッペンは言う。

「昨年とおととし、僕らはフロントウイングで起こることをコントロールするのが、本当に得意だった。僕らの強さの一部が奪われたんだ。だからフロントウイング周りを微調整する必要があるんだ」

「おそらくシーズン序盤からこれまで、最適化できていなかっただろう。そして僕らはそれを理解していて、トップへと戻るために取り組んでいるんだ」

 また、フェルスタッペンはレッドブルはメルセデスと比較して、“巨大な”マシンパフォーマンス差に直面しているとは考えていないという。

 実際、フェラーリに対しては開幕戦から常に接近できている。2018年に比べて獲得ポイント数が少ないのは、今シーズンがレッドブル初年度のピエール・ガスリーのパフォーマンスが、フェルスタッペンのそれに匹敵できていないことが原因だと考えられる。

 motorsport.comがフェルスタッペンに対し、アップグレードの目標として何を求めているのかを訊くと、彼は次のように答えた。

「グリップだ! だけど、みんなそれが欲しいと思っているね」

「誰だって常により速くコーナーを抜けたいと思っているものだ。それは僕らが根本的な問題を抱えているだとかではなく、マシンにちょっとした変更を加えて、よりグリップを得ようと試みているだけのことだ」

「もっとグリップがあれば、タイヤにとってもより良い状況だ。去年、僕らが常にレースでとても強かったのを見ていただろう」

「それは、僕らが本当に良いマシンを手にしていたことを意味している。タイヤをとても良くケアできていたんだ。同じように、僕らはもう少しの最高速を必要としている。そうすれば、いろいろなことが楽になるんだ」

 フランスGPではホンダがスペック3のエンジンとターボチャージャーを導入することとなった。これによってパフォーマンスの増強が予想されるが、一足飛びにメルセデスに追いつくようなものではない。

 フェルスタッペンに、こうしたシーズン序盤のエンジンのアップグレードについて訊くと、彼はこう答えている。

「アップグレードがあるのはいつだって良いことだ。それで突然先頭に立つとは予想していないけど、僕らのできる一つ一つの小さなステップを踏むよ。たとえこれで既に3基目のエンジンになろうともね」

「信頼性は問題じゃないんだ。僕らはパフォーマンスを求めている」

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執筆者 Scott Mitchell