登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

波乱のF1モナコGP、レッドブルの勝因は「自分たちの頭で考え、基本を上手くやったから」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、モナコGPで勝つことができた原因は”基本をしっかりやること”、”自分たちの頭で考えたこと”だったと語った。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB18, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 F1第7戦モナコGPは、フェラーリがフロントロウを独占したものの、予選3番手だったセルジオ・ペレス(レッドブル)が逆転。見事な勝利を飾った。

 スタート前に雨が降り出した今回のレース。路面が次第に乾いていく中で、レッドブルとペレスはピット戦略でフェラーリ2台の前に出ると、レース終盤はカルロス・サインツJr.(フェラーリ)からのプレッシャーを背にしながらも、逃げ切ってトップチェッカーを受けた。

 チームメイトのマックス・フェルスタッペンも、タイトル争い最大のライバルであり、ポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)に先着し、3位表彰台を獲得した。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、トリッキーなコンディションにうまく対応できたと語った。

「我々は常に攻撃的なレースチームだと自負してきた」

「我々は、基本的なことを上手くやるということに常に集中してきた。戦略であれ、ピットストップであれ、自分たちの頭で考えてきた。 今回は自分たちで考え、周りで起こる状況に対応することがすべてだったと思う」

「チーム全体が見事に対応してくれたと思うし、もちろんドライバーも自分の役割を果たす必要があった」

Read Also:

 ホーナーは、ペレスの成功の鍵はウエットからインターミディエイト、そしてスリックタイヤへの移行を判断したことにあると強調した。

「信じられないようなレースだった」と彼は言う。

「雨が降ることは知っていたが、レースが始まる頃にまさか”熱帯雨林”になるとは思っていなかった。スタートディレイで少しカオスだった。タイヤがグリッドを行ったり来たりしていた」

「だがあの雨量、あのコンディションでレースをするのは不可能だっただろう」

「だから、レースが始まってからは(タイヤの)クロスオーバーをうまくやることが重要だったんだ。言うまでもなく我々はエクストリーム(ウエットタイヤ)からインター、スリックへとタイヤを変えていった。そして今回、その判断は適切だった」

「ストラテジストやピットウォールのスタッフ、特にピットレーンのスタッフたちは、今日のダブルストップをうまく切り抜けた。そしてもちろんチェコ(ペレス)だ。彼のパフォーマンス、特にインラップ、アウトラップ、インターミディエイトでのパフォーマンスは見事なものだった」

「そして同様にスリックでは、言うまでもなく彼は残りの時間を管理しなければならなかった」

 レッドブルがレースを勝ったのか、それともフェラーリが戦略的判断でレースを落としたのか、どちらなのかと問われたホーナーは、その両方だったと認めた。

「もちろん、我々は勝ちにいったし、そうしなければならなかった。だが我々はミスも利用したし、状況はみんな同じで、2チームの間はとてもタイトだった」

「序盤のシャルルはかなりコントロールできていたようで、彼の後ろにはチームメイトというバッファーがあった。あの時点ではフェラーリがレースをリードしているように見えたが、我々はコンディションにうまく対応し、クロスオーバーやダブル・ピットストップなど、うまく機能した」

「我々は、エクストリームから直接スリックに変えるかどうかを議論していた。数年前(2016年)にルイス(ハミルトン)がそうして、我々とダニエル(リカルド)がやられたようにね。だがインターを経由してスリックにしたほうが速いと判断したんだ」

「アウトラップの威力は絶大だった。そしてチェコが素晴らしい仕事をしたんだ」

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F1モナコGP、赤旗中断中に停電発生。スタートシステムの不具合で、スタンディングスタート不可に
次の記事 フェラーリ代表、モナコでの敗北に”判断ミス”があったと認める「PPスタートなら、最悪でも2位のはず……」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本