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F1 オーストリアGP
レッドブルがF1開幕戦に持ち込んだ新ノーズ。今後の開発の方向性を表す?
レッドブルは、2020年のF1開幕戦に、新たなデザインのノーズを持ち込んでいる。このノーズは、RB16にパフォーマンスを付け加えるための、チームの新たな方向性を示唆している。
Giorgio Piola Matthew Somerfield
公開日時: 2020/07/05 10:29
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
Analysis provided by Giorgio Piola
先日、シルバーストンでフィルミングデーを使い走行テストを行なったレッドブル。その際には、フロアに多くのアップデートを施した。そして開幕戦の舞台となったレッドブルリンクには、変更が施されたノーズを投入してきた。
この新しいノーズは2セットしか用意できていないため、チームはいずれもこれをマックス・フェルスタッペンに使わせることを決めた。
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チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、従来のノーズをオーストリアで使っている。彼は新型ノーズをフェルスタッペンが独占することを完全に受け入れているものの、同じくレッドブルリンクで開催される来週のレースでは、アルボン用の新型ノーズがもたらされることを期待しているという。
「歴史的に見れば、マックスはここで本当に良い結果を残してきている」
新型ノーズの使用に関する意思決定プロセスについて尋ねられたアルボンは、そうmotorsport.comに対して語った。
「チームがどうしてそういう決断をしたのか、そのことについて、チームを責めることはない。でも、2レース目には僕の分も用意されるだろうし、パーツも揃うはずだ。だからあまり心配していない。今の仕事に集中しているんだ」
■新型と旧型は何が違うのか?
新しいデザインのノーズは、フロントウイングのステーがノーズの側面から伸びるのではなく、ノースの下から伸びるような形になっている。これは、メルセデスがしばらくの間使ってきたデザインと同じようなアイデアだ。
Red Bull Racing RB16 nose comparison
Photo by: Motorsport Images
この変更により、デザイナーはこれまでの四角ではなく、より丸みを帯びたインレットを作ることができるようになり、ノーズ先端の開口部の設計の自由度が高まる。またノーズの先端中央に二分割されて開けられていた開口部も、ひとつにまとめられている。
ノーズはクラッシュテストをクリアしなければならないため、その製造には長い時間がかかる。そのためレッドブルは、フェルスタッペン用のノーズしか用意できなかったのだろう。
なお予選でフェルスタッペンは3番手、アルボンは5番手となった。ただフェルスタッペン曰く、新ノーズによってラップタイムがどれほど向上したのか、それには確信がもてなかったという。
「僕の分しかそれはなかった」
そうフェルスタッペンは語った。
「そしてチームは、僕にそれを使わせることを決めた。というのも、僕らはまだ、ウイングの効果の違いを理解しているところだ。しかしその背景には、様々な異なる考え方がある」
「僕はよく分かっていないから、実際にどれほどの違いがあるのか、それをお知らせすることはできない。でも、僕らは学んでいる。様々なことを理解しつつあるんだ」
Additional reporting by Jonathan Noble
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