F1撤退の可能性を”恐怖”していたフォースインディア、新オーナー誕生に安堵

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F1撤退の可能性を”恐怖”していたフォースインディア、新オーナー誕生に安堵
執筆: Scott Mitchell
2018/08/08 7:55

フォースインディアのCOOであるオットマー・サフナウアーは、破産申請を行ったチームに買い手が見つかり、安心したと認めた。

Esteban Ocon, Force India VJM11 on the grid
Sergio Perez, Force India VJM11
Manor wind tunnel model car with the team
Manor wind tunnel model car
Esteban Ocon, Manor MRT05 battles with Pascal Wehrlein, Manor MRT 05
Kamui Kobayashi, Caterham F1 Team
Kamui Kobayashi, Caterham CT05
Esteban Ocon, Force India VJM11
Esteban Ocon, Force India VJM11

 フォースインディアのCOOを務めるオットマー・サフナウアーは、チームに新たなオーナーが見つかったことで、F1を撤退していったケータハムやマノーのような末路を辿らずに済んだことに安堵していると認めた。

 ハンガリーGPが開催されていた7月末、破産申請を行い新たなオーナーを求めていたフォースインディア。火曜日になり、チームの管財人とローレンス・ストロール率いる投資家コンソーシアムと合意に達したことが明らかになった。

 これにより、チームに支払い能力が戻ったことになる。チームの負債は全額返済され、チームスタッフ405名の雇用は維持。さらにチームへの投資として資金注入が行われることになるようだ。

 かつてフォースインディアと同じように管財人の管理下に置かれ、買い手が見つからずF1から撤退していったチームは多くある。2014年末には、ケータハムとマルシャが破産。ケータハムは撤退し、マルシャはマノーと名前を変えて参戦を継続した。しかしそのマノーも、新車開発を進めながらも2016年末にチーム売却交渉がまとまらず、破産しチームが消滅している。

 フォースインディアは2016年から2年連続でコンストラクターズランキング4位に輝いているチームであり、ケータハムやマルシャとは大きく状況が異なるが、サフナウアーは買い手が見つかるかどうか、不安に思っていたようだ。

「一旦管財人の管理下に置かれてしまえば、そのままそこから出られない可能性もあった」と、サフナウアーはmotorsport.comに語った。

「自分たちがどこに向かうのか分からないまま、チームのメンバーは全員、かなりの不安と恐怖を感じていた」

「このチームには未来があるということが分かっているのは、大きな救いだ。我々は、通常のF1チームとして、活動を継続することができる」

 サフナウアーは、管財人がチームへ投資をする新しいオーナーを見つける上で、重要な役割を果たしたと考えられている。

 新オーナーとなる投資家コンソーシアムには、カナダの大富豪でF1ドライバーであるランス・ストロールの父親であるローレンスの他、彼のビジネス・パートナーであるサイラス・チョウ、カナダの起業家やモナコでスポーツのマネジメント業を営む者、電気通信関係の投資家などが名を連ねている。

 新オーナーたちが、チーム上層部の人事を変更する計画を立てているかどうかは不明だ。

 過去11年に渡り、チームの共同オーナーをビジェイ・マリヤが務め、彼の代理としてボブ・ファーンリーが副チーム代表を担ってきた。サフナウアーは、自身やファーンリーが現在のポジションを維持できるかは分からないと述べた。

「近いうちに分かるだろう」

「まだそれが起こったばかりだ。私はまだ、新しいオーナーたちと”どうしたいか?”について話し合っていない」

 ローレンス・ストロールは、息子のランスがウイリアムズからF1デビューを果たしたため、2017年からチームに資金援助を行ってきた。しかし、ストロール親子は今季パフォーマンスに苦しむウイリアムズからの離脱を検討しており、フォースインディアへと移籍する可能性が高いとみられている。

 サフナウアーは、ドライバーの状況もチームスタッフが直面している状況と同じで、まだ何も分からないと話した。

「近い将来、これらの件について話し合いを行う予定だ。しかし、それは先を見据えてのことであり、後ろ向きではない」

 なお、マリヤの管理下から離れたフォースインディアは、2019年からチーム名を変更する可能性が高い。

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シリーズ F1
チーム フォースインディア
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース