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ルノーPU”予選モード”解禁。しかしドライバーらは効果を感じられず

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ルノーPU”予選モード”解禁。しかしドライバーらは効果を感じられず
執筆:
翻訳:: 田中 健一
2018/07/01 7:37

今回”予選モード”を投入したルノーだが、このパワーユニットを使うドライバーたちは、その効果を感じられていないという。

Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18 sparks
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18 sparks
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18

 ルノーは前戦フランスGPの週末に、パワーユニット(PU)の”予選モード”に関するテストを行った。メルセデスやフェラーリは”パーティーモード”などと呼ばれるこのPUマッピングを以前から持っており、それを活かして予選で好パフォーマンスを発揮してきた。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、このモードの投入について「素晴らしいニュース」と発言。「速いラップタイムを出すためにインパクトを与える」と語った。

 しかしオーストリアGPで実戦投入されたこのモードについて、ルノーのカルロス・サインツJr.とニコ・ヒュルケンベルグは揃って「パフォーマンス面ではそれほど差がない」と評価した。

 ヒュルケンベルグはチームメイトに0.3秒の差をつけられ、予選10位に終わった。そのヒュルケンベルグは、「パフォーマンスが増したことに気付かない」と語った。

「気付くことができるくらいに、もっと多くのことが起きる必要がある」

 そうヒュルケンベルグは語った。

「僕らが何を持っているか、それについて皆さんが何を考え、何を話しているかは知らないけどね」

「とにかく驚くようなモノじゃなかった。そういうことをお伝えすることはできるよ」

 サインツJr.はこの予選モードについて尋ねられると、次のように語った。

「確かにある。でも、誰もが予選モードを持っている」

「予選では、少しそのパフォーマンスを知ることができた。でも、予選モードのアドバンテージを感じるには、僕らはハースに差をつけられすぎていた」

 1分3秒台の決着という、今季のカレンダー中最も”速い”ラップタイムとなったオーストリアGP予選。しかしルノーのカスタマーチームであるレッドブルは、メルセデスやフェラーリに0.7秒遅れた。そればかりか、ダニエル・リカルドに至っては、ハースのロマン・グロージャンにも先行され7位となった。

 ルノーのチーフ・テクニカル・オフィサーであるボブ・ベルは、金曜フリー走行の際に「我々は予選モードを”パーティーモード”と表現することはない」と語っていた。

「おそらく、他のエンジンメーカーはこれまで走らせてきたモノと、同じ”リーグ”にはいないだろう」

「我々はレースごとに、エンジンを改良している」

「我々は常に、パフォーマンスを向上させるため、エンジンを動かす新たな方法を見つけようとしている。ルノーはその点で、少し遅れを取っているが、我々は今、それを埋め始めている。我々は小さな改良を施した。しかし、それほど大きな違いがあるモノではない」

 しかしベルは、今シーズン中に”ハイパワーモード”を改良できる可能性があると語った。

「今シーズン中に開発できる、いくつかのモードがある。それはすべてのラップで使えるモノかもしれないし、2〜3周するだけのモノかもしれない。予選だけで使用するモノかもしれない

 そうベルは説明した。

「これらの制限は、シーズン中に変わる可能性もある」

「新しい作動モードに自信を持っていくにつれ、そしてサーキットで多くのデータを取得するにつれて、マイレージの制限を解くことができるかもしれない」

「まずは控えめに始め、徐々に窓を開けていくんだ」

Additional reporting by Adam Cooper and Maria Reyer

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この記事について

シリーズ F1
イベント オーストリアGP
ロケーション レッドブルリンク
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell