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F1チームの“Bチーム化”止まらず……チーム代表たちからは賛否

ルノーは、メルセデス、フェラーリ、レッドブルらのF1チームがいわゆる“Bチーム”を持っていることで、新たなチームの参入を阻んでしまうのではないかと危惧している。

Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-19, leads Alexander Albon, Toro Rosso STR14

写真:: Dirk Klynsmith / Motorsport Images

 近年のF1は、ワークスチームなどの“Bチーム”として技術提携を受けているチームが多く見られる。一例としてトロロッソは長年、レッドブルのジュニアチームという立ち位置であり、レッドブルの昨年型マシンRB14から多くのコンポーネントを使用している。ハースもフェラーリと技術提携を結んでおり、ギヤボックスなどの提供を受けている。

 これらはビッグチームがBチームを援助することによって、多くのリソースを得ることができるという懸念がある。

 FIAは2021年に予算制限を含めたリソースの制限を導入する予定であるため、これらの動きを慎重に調査していた。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、より小さいチームとの連携が不可欠になる危険性について次のように語る。

「我々より30%も多くリソースを確保しているトップ3チームと戦うことは、大きな挑戦だ」

「彼らが予算の上限の範囲で相乗効果を得ているのであれば、我々にとっても問題である上に、少なくともあとふたつのチームにとっても問題だ」

 これらはマクラーレンとウイリアムズに関する言及である。これらのチームはルノーとともに、レーシングポイントがフォースインディアの商業的権利を引き継ぐことに反対した。それはレーシングポイントがメルセデスに近づくのではないかという懸念があったからだ。

 アビテブールは2021年の規則について、規則立案者から十分な回答が得られなかったことに不満を抱いており、「F1に進化参入しようとしているエントラントにとっても問題だろう」と語った。

「新規参入のチームは、競争力がないことを認めざるをえない状況になるだろう」

「我々は2021年に何が起ころうとしているかを注視している」

「満足のいく結論が得られるように、我々は引き続きFIAに働きかけていく」

 対してレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーや、フェラーリ代表マッティア・ビノットは、現在のF1のモデルを支持している。

 彼らはハースを例に挙げ、これらのモデルは小さなチームにとって利益があると主張する。

「F1への参戦には、多額の資金を要する」とホーナーは言う。

「強いコンストラクターになる必要性と、トップチームからパーツを提供してもらえることの両面を考えると、このモデルはとても懸命だ」

「このモデル自体は正しいものだ。F1にとっても良いことだ」とビノットも言う。

「何か懸念があるならば、それが何であるか理解して回避していかなければならない。それは我々次第だ」

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