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”開発緩める余裕ない”ルノー、熾烈な中団争いが19年マシン開発に影響?

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”開発緩める余裕ない”ルノー、熾烈な中団争いが19年マシン開発に影響?
執筆:
2018/08/16 0:36

熾烈な中団争いの真っ只中にいるルノーは、2019年マシンに集中し、今年のマシン開発を妥協するような余裕はないと感じているようだ。

 ルノーのシャシー担当テクニカルディレクターのニック・チェスターは、熾烈な中団争いのプレッシャーに晒されているルノーには2019年マシンの開発に集中し、今年のマシンのアップデートを妥協するような余裕はないと語った。

 82ポイントを獲得したルノーは、コンストラクターズランキング5位のハースに16ポイント差をつけるランク4位で夏休みを迎えた。2016年にワークス参戦復帰したルノーは順調に進歩を続けており、すでに昨年よりも30以上多くポイントを稼いでいる(昨年は計48ポイントでランク7位)。

 しかし2019年のマシンはフロントウイングのコンセプトが大きく異なるレギュレーションとなっている。チェスターによると、コンストラクターズランキング争いが来季マシンの開発に影響を与える可能性があるという。

 夏休みに入る前のハンガリーで、ルノーはどれくらい早く開発を2019年マシンに完全にシフトできるか訊くと、チェスターはmotorsport.comに次のように答えた。

「実際、そうすることができないのは分かっている。我々は開発を続けなければならない」

「我々はすでにいくつかのアップデートが進行中であり、シャットダウン(夏休み中の作業禁止期間)の後で、それに取り組む予定だ」

「おそらく、第15戦(シンガポールGP)か第16戦(ロシアGP)くらいには(開発のシフトを)検討することができるだろう。しかしそれまではほとんどのことが進行しており、年末までそれは続くはずだ」

「とても厳しい争いだ。オーストリアの結果(ハースは4位と5位、ルノーはポイント獲得できず)で、多くのギャップがなくなった」

「我々はプッシュをし続け、マシンのペースを上げていかなければならない」

 今季、ルノーは定期的にポイントを獲得している。一方、中団争いのライバルたちはサーキットとマシンの相性に左右されており、トップ10圏内の顔ぶれも安定しない。

 ミスや不運による取りこぼしが多く、ランキング5位に甘んじているハースだが、トップ3チームに次ぐ速さを定期的に発揮、特に中高速のサーキットで強さを見せている。ハースにパワーユニットを供給するフェラーリが、パフォーマンスの面でメルセデスを追い抜き、ルノーに対してさらに差をつけたことも大きい。

 チェスターは、ハースがフェラーリの進歩による恩恵を受けていることを認めた他、散発的にトップ10に食い込んでくるザウバーにも”懸念している”と明かした。

 彼は、一旦2019年マシンの開発が拡大されても「今年のマシンに搭載できるようなものが見つかれば、開発を行いそれを試してみる」と話した。

「現在、多くの作業が19年に向けたものに移行している。だがそれは、我々が何を見つけたかに依存している」

「おそらく今後、いくつかのアップデートが行われる。そしてその後、19年に向けた風洞プログラムから、小さなパーツがもたらされるだろう。しかし我々は1年中開発を続けなければならないということを理解している」

 ルノーはドイツで新しいコンセプトのフロントウイングを導入しているが、それを補完するためにいくつかのパーツを持ち込む可能性があるという。さらに、フロントウイングとは別に、さらなるアップグレードを行う計画もあるようだ。

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シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell